Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

祝婚

寿

我が男声合唱団豊声会の「押し掛け演奏」に行って来た。「押し掛け演奏」とは、団員の結婚披露宴のお祝いに会場に押し掛けてみんなで合唱することであり、豊声会の伝統〈行事〉となっている。ただ、団員の高齢化で、今はもっぱら団員の息子や娘の披露宴への…

 あっぱれ桑田、早大大学院合格  

元巨人軍、大リーグのパイレーツで投手として活躍した桑田真澄(40歳)が早大大学院スポーツ科学研究科に合格した。桑田といえば、PL学園高校時代、投手としてだけでなく清原和博とともにクリーンアップとして[KKコンビ」で甲子園大会で活躍した後、…

 春隣り

予報通り雨となった。冬型の気圧配置がややゆるみ、起きしなの室温も14度Cまで上がった。わが家はふたりとも温風や灯油の匂いが嫌いなので、エアコンも使わず暖房はもっぱら電気ストーブである。部屋全体が暖まらず火鉢に近い熱源なので、暖「房」とは言…

 オバマ大統領の政策

大統領就任から1週間たったオバマ氏は、1年以内にグアンタナモのテロ容疑者収容施設を閉鎖し、容疑者への拷問禁止を命ずる大統領令を発した。ここには、国際テロ組織アルカイダの幹部ら約250人が収容されているが、米兵による収容者虐待が発覚し国際社…

早春の息吹

ことしまたここにたがわずふきのたう 久しぶりの太陽の恵みのもと、春を探しに出掛けた。毎年一番に出てくる場所に蕗の芽吹きを発見。寒のさなかなのに気の早いフキノトウである。かわいそうな気もするが、さっそく酢みそで早い春を味わおう。 道端にもう青…

八つ手

] 八つ手は、「天狗の羽団扇」ともいわれるように、掌形の濃い緑の大きな葉が特徴である。末広がりの大きな手が福を掴むなどと言われ、南天とともに縁起物としてよく玄関脇に植えられる。 いつもの散歩道で見かけるのは野生のものであるが、2メートルぐらい…

 忘れ物・物忘れ

昨年12月25日に忘年会があったが、終わって帰る電車の中で、帽子を忘れたことに気がついた。忘れた会場にいつか取りに行けばいいと思っていてそのまま忘れていた。1月15日に思いだして取りに行きフロントに聞いたら、1冊の大学ノートを見せてくれた…

 国産H2Aロケット15号が宇宙へ

朝日新聞社機からの打ち上げ後の写真 まっときや宇宙1号上げまっせ 4年前、西日本新聞がコラム欄で紹介した大阪弁川柳コンテスト大賞の作品だそうだ。 その待ちに待った東大阪の人々の大歓声の中、「まいど1号」がH2A15号機とともに宇宙へ飛び立った…

 事故主因はイージス艦「あたご」に

昨年2月19日午前4時7分少し前、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸が房総半島沖で衝突、漁船の治夫・哲大親子が死亡した。この事故の海難審裁決が22日、横浜地方海難審判所であった。審判長は事故の主因を「あたご側の監視不十分」と認定…

俳句

 西部公民館初句会

去る14日の初句会は一人3句、全81句の中から次の4句を選んだ。短評を添えて紹介。 母に干支八度廻りて初明かり Tさん 八回目の丑年の、96歳を迎えた母を介護している作者。寝たままでいても猶長生きして欲しいと願う娘の母への思いは深い。 新しき…

 バラク・オバマ氏、米第44代大統領に

20日、米国史上初の非白人大統領が誕生した。リンカーンの奴隷解放宣言から145年、黒人の一人が全米の最高のリーダーとして大群衆の歓呼の前に立った。「肌の色ではなく、人格で評価される国」をと演説したキング牧師の夢の実現への第一歩である。オバ…

 『チェ 28歳の革命』

キューバ革命の英雄、チェ ゲバラの映画2部作の第1部『チェ 28歳の革命』を観た。 アルゼンチン生まれの医師チェ ゲバラは、メキシコでフィデル・カストロとめぐり会い、ゲリラ戦闘をくり返してキューバのバティスタ独裁政権を倒しキューバ革命を成功さ…

箱根八里

今年の大学駅伝は山登りの5区23.4キロで、東洋大の柏原竜二が8人抜きの区間賞を取って、スーパーヒーロー誕生と言われたことは記憶に新しい。この、小田原〜三島間が箱根[八里」である。みんなが知っている『箱根八里』は鳥居忱(まこと)が作った詞に…

雨が降りよる

午後、散歩の帰りに小雨となった。途中の民家に洗濯物を干してあるのが目にとまった。「雨が降り出したよー。洗濯物が濡れよるでー。」と軒端で作業しているお爺さんに声をかけた。「あ、もう降りよるかい。そりゃありがとう。」とあわててとんできた。 ひょ…

寒梅咲く

今日は阪神淡路大地震から14年目。犠牲者に黙祷、合掌。 寒が少しゆるんだ今日は風もなく、小春日和を思わせた。毎年一番先に咲く梅を求めて、内竈の集落の、竈の上の縁を馬蹄形に巡っているような山道を登って歩いた。上り坂は汗ばむほどである。峠の道の…

『西遊雑記』より

きのう、県立図書館で興味深い本を見つけた。 江戸時代(1726年)、備中(いまの岡山県総社市)生まれの地理学者、古川古松軒という人が宇佐神宮やその近隣のことについて『西遊雑記』に次のように書いている。(現代文に訳してみた) 「…宇佐八幡宮へ四日市…

初句会

13日、ニューライフプラザで初句会。全45句の中で私の採った句は次の5句。勝手に鑑賞してみた。 三日はや糖尿食の夫(つま)の黙(もだ) Sさん 正月はおせちに屠蘇酒で祝ったが、三日はもう日常の糖尿病食に戻った。これも妻の愛情に違いないのだが、…

大根

今が旬の味、大根。わが家の青首大根も寒の内の今が一番おいしい。 古代エジプトでの栽培記録があるというが、日本書紀には「於朋泥(おほね」の名の記載があるという。カブに至っては縄文遺跡から種子が出土しているというから、野菜としてはずいぶん古くか…

旧暦

1月7日「七種粥」と1月8日「春を待つ」のブログで旧暦のことに触れたが、日本の古典や江戸時代以前の俳句を読むときには、日付や季節を旧暦モードに切り替えないと読み間違うことになる。 『日本書紀』巻第三 「その年冬十月五日に、天皇は…」、「夏四月…

臘梅

散歩中、民家の庭先に臘梅が咲いていた。2センチぐらいの黄色い花で、葉はまだ出ていないが枝いっぱいに花がつき、あたりがパッと明るく感じる不思議な花である。名前の由来がわからない。花が蝋細工のように見えるからかなと思ったが「蝋」と「臘」は違う…

給付金

給付金については言いたいことが多すぎて、ブログに書く気にもなれなかった。 「全世帯に実施」→「貧しい人や生活に困っている人に給付」→「1億円も収入のある人はもらわないのが普通。人間の矜持の問題」→「政府や党がもらえとかもらうなという種類のもの…

給付金

「世相」民の声

毎月1回、公民館の「歴史の謎解き教室」を受講している。講師は別府大学の後藤重巳先生(別府史談会会長)であるが、毎回、別府や近郊に関する数少ない古文書をもとに、江戸時代の庶民の生活の様子を学ぶことができて興味深い。新年初めての今日は二つの史…

春を待つ

今年の別府の元日は雪であった。大晦日に続く寒々とした年の明けであった。だが、寒に身の締まるような淑気を感じもした。元日に降る雪や雨をさして「御降り(おさがり)」という新年の季語がある。 御降りの祝儀に雪もちらりかな 小林一茶 鶴見嶺は雪化粧だ…

七種粥

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロこれぞ七草。 今日は七草。漢字はえらく難しい。芹・薺・御形・繁萋・仏の座・菘・蘿蔔(清白)と書く。命名にはそれぞれいわれがある。セリ(根白草 一つところにせりあって生える)・ナズ…

良友と悪友の条件〜『徒然草』拾い読み

徒然草第百十七段 「友とするにわろきもの七つあり。一つには高くやんごとなき人、二つには若き人、三つには病なく身強き人、四つには酒を好む人、五つにはたけく勇める兵(つはもの)、六つには虚言(そらごと)する人、七つには欲深き人。 よき友三つあり…

歴史

*「考古学」別府湾の考古学物語 去年今年貫く棒の如きもの 虚子 折角の名句が、昨年からの経済危機・増大する失業者群という重苦しい状況がつづき、「不況」に「貫かれ」て今年が過ぎゆくのかなあと思わせてしまう。ここはひとつ、現在と未来から離れ思いっ…

柴石温泉

わが家から車で8分のところに、別府八湯のひとつ市営柴石温泉がある。江戸時代に柴の葉の化石が出土したことから、この名があるという。その昔、醍醐天皇や後冷泉天皇が湯治に訪れたという伝説があるが、確かな史料はない。近代になってからもこの地は「幽…