Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 国産H2Aロケット15号が宇宙へ

朝日新聞社機からの打ち上げ後の写真
まっときや宇宙1号上げまっせ
4年前、西日本新聞がコラム欄で紹介した大阪弁川柳コンテスト大賞の作品だそうだ。
その待ちに待った東大阪の人々の大歓声の中、「まいど1号」がH2A15号機とともに宇宙へ飛び立った。物作りの町・東大阪市の町工場の人々が、市民2500人の資金援助のもとに開発した雷観測の小型衛星「SOHLA−1」が愛称「まいど1号」である。温室効果ガス観測衛星H2A15号「いぶき」の「道連れ」の小型衛星は「まいど1号」を含め全部で7基である。その中の1基「輝汐(きせき)」は都立高専の15〜22歳の学生達12人が作った一辺12センチの超小型衛星だそうだ。材料は市販の安いものを多用したが。地元荒川の中小企業からの技術的援助に助けられたとか。衛星名の「輝汐」は学校周辺の地名・汐入にちなんで中学生が名付けたそうだ。指導した石川智浩準教授は「ハンダづけもしたことがなかった学生が、めざましい成長を見せた。打ち上げ成功と、学生の喜ぶ姿と、ダブルの喜びだ」と語り、打ち上げの指揮を執った前村孝志・打ち上げ執行責任者は「いぶきや7基の衛星の期待を裏切るわけにはいかなかった。成功したときは『イエス・ウィ・ディッド(我々はやり遂げた)』という気持ちだった」と笑顔を見せたという。
 国産、中小の町工場、地域の応援、若者達、そしてすぐれた指導者達などの絶妙なコンビネーションプレーによる快挙に拍手\(^O^)/
近頃の鬱陶しい世の中に、大きなロケット花火を打ち上げてくれた。