Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 散歩で出会った花(5)

渡されし紫式部淋しき実 星野立子 おしろいが咲いて子どもが育つ露地 菖蒲あや 向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子 コスモスの花遊びをる虚空かな 高浜虚子

 アスパラ写真俳句塾

メルマガのアスパラ通信の「第9回 アスパラ写真俳句塾」入選発表があり、なんと拙作が入選しました。勿論、自信など全くありませんでしたが、10点入選のうち優秀3点の一つに選ばれてしまいました。 共生が平和のはじめ水温む 投稿したことさえ全く忘れて…

 別府鉄輪温泉 湯あみ祭り 

お彼岸の21日〜23日、「第50回湯あみ祭り」が行われました。別府に住みついて10数年経つのに、この伝統行事を見に行ったのは今年が初めてです。 別府の鉄輪温泉は、鎌倉時代に時宗開祖の一遍上人(1237年〜1289年)が開いたと伝えられる古く…

 糸瓜忌ーその2−

子規に関して学ぶときに読むべき4つの随筆があるということを何かで読んで、手持ちの『病牀六尺』以外の3冊を、廉価なAmazonの中古本(岩波文庫)を買い求めました。4冊の随筆とは以下の通り。 「松蘿玉液」 明治29年4月21日〜12月31日 新…

 今日は糸瓜忌(獺祭忌・子規忌)ーその1− 

正岡子規は、明治35年(!902年)9月19日午前1時過ぎ、35歳の生涯を終えました。 慶応3年(1867年)9月17日(旧暦)松山市(伊豫国温泉郡藤原新町)で生まれた正岡子規は、夏目漱石と交友を始めた年の明治22年(1889年)5月の夜、…

 イチローと子規

9月15日の各紙朝刊に、イチロー9年連続200安打 大リーグ史上初の大見出しが躍った。今までの記録、ウィリー・キーラーの8年連続200安打を塗り替えたのだから、まさに大リーグの歴史に残る偉業である。記者会見の開口一番、「解放されましたね。」…

 散歩で出会った花(4)

ベロベロネはメキシコ原産のキツネノマゴ科の小低木。重なり合った苞がエビのように見えることから、小海老草の名もある。先端の白い花は曲がっていてエビの尻尾に見える。 ニチニチソウが炎天下にたくましく咲き続ける様は、いかにもマダガスカル原産。一日…

 公開収録「俳句王国」

今日午後1時30分から,NHKBS2の「俳句王国」の公開録画が九重町文化センターで行われました。何年か前、国東町での開催以来県下では2回目です。「俳句王国」は土曜日の午前11時からNHKBS2で放映される番組ですが、通常は正岡子規の故郷、…

 お言葉ですが…

10年位も前になるでしょうか、週刊文春に「お言葉ですが…」という高島俊男さんのエッセイが長いあいだ連載されていました。これが面白くて週刊文春を購読していたことがありますが、連載中から、以前の連載分が文春文庫で出版され、これも何冊か読みました…

 散歩で出会った花(3)

今頃の時節、夏の季語の花と秋の季語の花が入りまじっていて、散歩の目を楽しませてくれます。 「ザクロ(柘榴)の花」は春の、「実柘榴」は秋の季語です。手元の2冊の歳時記の例句のトップに西東三鬼の「露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落す」があり、柘榴とい…

 四苦八苦汗だくで詠む駄句拙句

えー、クスッと(ヘー、クソにはあらず))最新時事川柳を一席… 顔半分見えぬ二学期始まりぬ 政権が替わる二百十日かな 敵失で勝ったにしてもたまがった 防災日総理飛び込む水の音 背水の陣で一押しされ溺死 唐辛子ふらねば食えぬマニフェスト 世襲制ぶっ壊…