Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 散歩で出会った花(4)


ベロベロネはメキシコ原産のキツネノマゴ科の小低木。重なり合った苞がエビのように見えることから、小海老草の名もある。先端の白い花は曲がっていてエビの尻尾に見える。
ニチニチソウが炎天下にたくましく咲き続ける様は、いかにもマダガスカル原産。一日花で、初夏から秋まで日々元気に咲きかわる。江戸時代後期にオランダから渡来。
根つめて歳月逝かず日日草 大牧 広

ヒメジョオンはキク科で、明治時代に北米から入ってきた帰化植物。全国の市街地、空き地にはびこる。漢字では姫女苑としとやかに書かれるが、花一つを見れば可憐だけれど、我が家の前の空き地に群生しているのを見ると、雑草にしか思えない。
ランタナは一見かわいい花だが、鳥が食べて落とす糞の中の種子で広汎に繁殖する。花の色が黄色や橙色から赤に変わるので、シチヘンゲという紫陽花と間違える和名がある。改良した小型の園芸種があるが、南アフリカやオーストラリアでは雑草扱いで、見つけ次第引き抜けというポスターがあるそうだ。
 今日は天気予報どおり、待望の雨となった。大根播種のために狭畑をスコップで深耕してみたが、かちかちに乾燥していた昨日までだった。これで何とか耕せそうだ。
喜雨いたる土黒々とくろぐろと