い いい身分日当百万新議員 : 1日で1か月分の文書通信交通滞在費とか
ろ 老獪と老害居座る政党も : いえ、どの政党とは言いませんが
は ばらまきかほどこしかまた恩恵か : 大型補正予算35兆9800億円
に 2回目の化石賞とは不名誉な : 大谷に倣い返上とはいかぬか
ほ 本音すぐ失言に出る正直者 : 口をゆがめて太郎さん
へ 平和ボケ結構戦さボケよりも : 生後1日も平和経験のない民も
と 当節は拳や肘でご挨拶 : コロナ禍の握手代わり
ち 直立の東海林太郎が懐かしい : 歌付きダンス歌合戦
り 流行は流れてはまた戻るもの : マンボずぼんも細かった
ぬ 温もりは市営温泉柚子湯かな : 毎年の冬至サービス
る 留守電を常時セットの予防策 : 詐欺、迷惑防止の固定電話
を をかしさはマクラから入る噺かな : 柳家小三治逝く(81歳)
わ 若者の活躍目立つオリ・パラだ : スケボーなど10代のメダル獲得多し
か かかと擦るぐらいでよろし軽石は : 海底噴火による大量の軽石
よ 読み飛ばし総理気づかぬご挨拶 : わざと?まさか前総理、広島平和記念式典
た ただ飯は食うなと諌められた過去 : 選良や官僚の第一要件だったが
れ 歴代の首相果たせぬ拉致問題 : から念仏の「最重要課題」
そ その軽さ故に迷惑至極です : 政治家の失言も軽石も
つ ツバメ飛ぶ20年ぶり大空へ : ヤクルト、昨年のビリから20年ぶり日本一
ね ネバーギブアップ叫び続けた一生涯 :反戦反核運動の坪井直さん逝く(96歳)
な 投げて打ったアメリカ便り見るテレビ : 大谷サーン、MVPおめでとう
ら 楽勝というリーグではなかったが : セ・パ共に去年最下位からのリーグ優勝
む 無差別の殺傷放火真似る馬鹿 : 8月小田急線、10月京王線電車内など
う 鵜も鷹も鷺も狙うぞ高齢者 : 一向に減らぬ特殊詐欺
ゐ 井の中の蛙にならい家篭り : 外出自粛
の 残された機能最大限発揮 : パラリンピアンの勇姿に感涙
お おめでとう病を超えて蘇り : 池江璃花子、日本選手権四冠
く 黒塗りかシュレッターにかけ消され行く : 不都合な真実
や やめさせたいのに比例区で復活し : 支持候補の復活はうれしいが
ま マスクせん、マスクさせてと法廷に :こなた臼杵市議、かたや大分市議
け 敬称の「さま」から「さん」へ変わります : 10月26日婚姻届
ふ ブレーキとアクセル同時に踏めません : 自粛とGOTOトラベルと
こ 恋に生き文学に生き法話説き : 瀬戸内寂聴さん逝く(99歳)
え 沿道の声援うれし車椅子 : 大分車椅子マラソン、フグ世界新鈴木日本新
て 天災といえぬ人災盛り土事故 : 熱海の大規模土砂災害、不動産会社捜索
あ アベノマスク眠ってるだけ6億円 : 8200万枚未発送分保管料
さ 指す度に記録塗り替え19歳 : 藤井聡太、史上最年少で将棋四冠達成
き 金メダル名古屋市長の歯型入り : アホか
ゆ 夢見せたアスリート去る世の習い : ハンカチ王子も平成の怪物も
め 右手(めて)に連合左手(ゆんで)に共産 : 立憲新党首お手並み拝見
み 身を切ると言うが引っ掻き傷もなし : 選挙が済めば健忘症に
し 地獄から這い上がっては頂点に : 横綱昇進照の富士、2連覇立派
ゑ 絵に描いた餅にならぬよう頼みます : 首相所信表明演説
ひ 被爆国なのに出来ない傘の下 : 核兵器禁止条約批准しない日本
も 黙浴と言うが少しは黙認し : 露天の湯では
せ セクハラもパワハラもなし老人会 : いや、老いじゃなく良識人ばかりだから
す すばらしい手に汗握る決勝戦 :天皇杯トリニータも選抜明豊高校も1点差準優勝
このブログも今年で13年目を迎える。初めのうちは雑文を日記のつもりで毎日書こうと思って「Himagine日記」と名づけた。ビートルズのImagineの頭に閑人のHをくっつけたいい加減なネーミングである。1年続いたので、紙として残すべくブログ運営会社の「はてな」に頼んで3冊だけ製本してもらった。久しぶりに本棚から引っ張り出してみると、「Himagineの日記」のタイトルで1冊目は2008/10/19~2008/12/31までの毎日72日分、A5版写真入143ページで、12月は12月29日~31日の3回に分けて「Himagineの今年の世相いろは川柳」とある。2冊目のタイトルも「Himagineの日記」で、2009/1/1~2009/2/28までの毎日58日分105ページである。3冊目は2009/3/1~2009/5/31までの76日分であるが、タイトルが「Himagine雑記」と変わっている。3月1日から5月9日までは毎日書いているが、次は5月11日からとなっていて以後、連続日があったり隔日となったりで,だんだんdiaryでなくなってweekly、更にはmonthlyとなりsometimesな発行となったので、「Himagine日記」とは言えなくなったのである。更に2年前からはとうとうyearlyとなってしまった。しかし、年末のこの世相いろは川柳だけは、「メモっと句」ノートをめくりながら執念深くボケない限り続けよう。