Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

俳句

NL句会

兼題「桜・花」にちなみ、4月の句会はまだ3分咲きながら、桜の見られる会場Pで昼食会をかねて行われた。メンバーは女性7名、男性2名で、すべて後期高齢者である。 今日の最高得点句は「花未だこころに風の立つ日なり」で、6人が選んだ。6人のうちの1…

 海鼠

今日、ニューライフプラザの定例句会があった。12月に入った今日は小春日和のぽかぽか陽気、16人の皆さんは上着を脱いで句座に。今日の兼題は海鼠である。ちょっと取っつきにくいかなと思ったが、あにはからんやおもしろい句が集まった。 私がいただいた…

 俳句教室

別府西部地区公民館の「俳句教室」、今日は22名の参加でみな熟年ばかり。その中の男性は僅か4人である。指導はおなじみの倉田紘文先生、肩の凝らない和やかな句会にするため随所にオヤジギャグ(最近は、またかーというシラーッとした顔もチラッと見える…

 別府市内の芭蕉句碑

先日、中央公民館の講座「大分文学文人の旅」を受講。講師は俳人の「蕗」主宰倉田紘文先生で、紘文先生は月に一度の西部公民館句会で指導頂いている先生でもある。この講座で、松尾芭蕉の句碑が市内の4寺院にあることを教わった。これは興味深いことなので…

 与謝蕪村

陰暦12月25日は蕪村忌である。 与謝蕪村の俳句は、むかし、教科書にあったいくつか思い出す。 菜の花や月は東に日は西に 春の海ひねもすのたりのたりかな 牡丹散って打ちかさなりぬ二三片 五月雨や大河を前に家二軒 蕪村は画家でもあったので、俳句も写…

 公開収録「俳句王国」

今日午後1時30分から,NHKBS2の「俳句王国」の公開録画が九重町文化センターで行われました。何年か前、国東町での開催以来県下では2回目です。「俳句王国」は土曜日の午前11時からNHKBS2で放映される番組ですが、通常は正岡子規の故郷、…

長谷川 櫂(かい)さん 

1954年生まれ。俳人。俳句結社誌『古志』主宰。「季語と歳時記の会」代表。東京大学法学部卒業後読売新聞社入社、22年勤めて俳句に専念するため退社。俳論集『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞、句集『虚空』で読売文学賞受賞。『長谷川櫂全句集』(花…

句会・別府八湯温泉まつり

午前中、別府西部地区公民館俳句教室に参加しました。今年度1回目の教室は26名の参加でした。兼題の「桜」の1句を含み一人3句を出句し、4句を互選します。私は次の4句を選句しました。 日輪の染めたる今朝の初桜 T子 百年のレトロの駅の花万朶 N子 …

 雅号 その2 漱石

中国の『晋書』の中の『孫楚伝』の「漱石枕流」(石に漱ぎ、流れに枕す)からとったといわれる「漱石」。俗世間を離れて自然に親しむという「沈石漱流」(石に枕し、流れに漱ぐ)と言うべきところを間違えて「漱石枕流」と言ってしまい、間違いを指摘された…

雅号 その1 子規

子規の本名は正岡常規(つねのり)。子規と名乗ったのは明治22年(1889)、喀血した22歳の時だった。子規とはホトトギスのことであるが、ホトトギスは不如帰、、時鳥、子規、杜鵑などと書く。ホトトギスは赤い口を開けて鳴く様が結核患者の血を吐く様子…

推敲

松尾芭蕉が歩いた「奥の細道」は、敬愛する西行の足跡をたどる旅だった。西行が「道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」と詠んだ「遊行柳」(栃木県那須町芦野)を訪れた芭蕉は、元禄2年(1689)年に 水せきて早苗たばぬる柳陰 と詠…

 三月の甘納豆のうふふふふ

坪内稔典という俳人には遊び心の俳句が多い。というか、何じゃこりゃ、と凡人には訳のわからないと思える俳句なのだ。タイトルの句は話題となった句であるが、実は甘納豆の句は三月だけではない。 一月の甘納豆はやせてます 二月には甘納豆と坂下る 三月の甘…

二つの俳句会

NL句会 毎月第2火曜日、別府ニューライフプラザで行っている句会である。登録会員は20名で男性3名。特に指導者や主宰はいなくて長老のDさんが代表者。昨日の出席は13名。3句投句5句選句。次の5句を選んだ。 怠りし日のご馳走や寒卵 S・Iさん …

 西部公民館初句会

去る14日の初句会は一人3句、全81句の中から次の4句を選んだ。短評を添えて紹介。 母に干支八度廻りて初明かり Tさん 八回目の丑年の、96歳を迎えた母を介護している作者。寝たままでいても猶長生きして欲しいと願う娘の母への思いは深い。 新しき…

初句会

13日、ニューライフプラザで初句会。全45句の中で私の採った句は次の5句。勝手に鑑賞してみた。 三日はや糖尿食の夫(つま)の黙(もだ) Sさん 正月はおせちに屠蘇酒で祝ったが、三日はもう日常の糖尿病食に戻った。これも妻の愛情に違いないのだが、…

忘れた頃に…

白が咲き赤が続いて彼岸花 今夕、大分県農業文化公園から宅急便が届いた。開けてみると、「日指の里投句大賞」受賞の賞状と副賞が出てきた。すっかり忘れていたが、秋にたまたま訪れた農業公園で俳句を募集していたので、即興句を何句が投句していた。日記を…

インターネット俳句会

「現代俳句協会」のインターネット俳句会に参加して3年になる。その方法は次の通りである。毎月20日までに一人5句投句してメール送信し、事務局が集まった句を集計して、ランダムに並べ替えたものが、投句者全員にメールで全句が送られてくる。その中か…

 芭蕉さん

古池や蛙飛び込む水の音 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 五月雨の降り残してや光堂 五月雨を集めて早し最上川 秋深き隣は何をする人ぞ 名月や池をめぐりて夜もすがら 曙や白魚白きこと一寸 俳句といえば芭蕉、その昔、教科書にも出てきた芭蕉の名句のいくつかで…

 さよなら三角

さよなら三角今日は定例のニューライフプラザ句会があった。11人と参加者は少なかったが、この句会の一つのカラーは「なんでも言いたい事が言える」というアットホームさにあるが、今日も話題が広がって楽しかった。 「握手」という難しそうな兼題にもかか…