Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 バラク・オバマ氏、米第44代大統領に

              
20日、米国史上初の非白人大統領が誕生した。リンカーン奴隷解放宣言から145年、黒人の一人が全米の最高のリーダーとして大群衆の歓呼の前に立った。「肌の色ではなく、人格で評価される国」をと演説したキング牧師の夢の実現への第一歩である。オバマ氏に対する国民の信頼と期待があついだけに、まずは100年に一度という経済危機どう乗り越えるかが問われる、厳しい門出でもある。就任演説の中で注目したことは、核兵器の削減に努力する、と表明したことである。これは、過去の大統領の就任演説にはなかったことである。
オバマ氏は敬愛するリンカーン大統領の聖書に手を置いて宣誓した。我が国の総理大臣就任式というのはないようだが、もしあれば、聖書ではなく、漢和辞典に手を置いて宣誓しなければならない人もいるようだ。