Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

2011-01-01から1年間の記事一覧

 田植え用意

近くの棚田で田植えの用意が始まっている。 別府市の地形は鶴見岳の裾を扇頂とする扇状地なので、さほど多くない田畑は段々になっていて、農家が営々として耕作し続けて今日に至っている。しかし、最近は後継者不足で、耕作不便な山間の棚田は作り手がなく放…

 テラピア

一昨日の朝日新聞大分版に、大分城址公園の堀に外来魚のテラピアが繁殖して在来魚の卵や幼魚を食べて困っている、という記事があった。テラピアはアフリカナイル川原産の、暖かい環境に適応して繁殖しやすい、きわめて繁殖力の強い淡水魚である。別府市内でも、…

 『「聖嶽」事件』(「聖嶽」名誉毀損訴訟弁護団 編)

2000年11月5日、毎日新聞が旧石器捏造事件をスクープした。民間の考古学研究団体の「東北旧石器文化研究所」の副理事長である藤村新一氏がこれまで発掘してきた日本の前・中期旧石器時代の遺物が、すべて捏造だったという事件である。新聞紙面にトップニュー…

 関の江浜の植物

わが町を流れる冷川(ひやかわ)は十文字原に水源を持ち、関の江海岸に河口を開く小さな清流である。もうしばらくすると、ホタルが飛び交う。冷川河口の右岸南側は何年も前から海岸整備の工事を断続的に行っている。しばらく休んでいたが、4月からまた大型ダン…

  第7回 宇佐航空隊平和ウォーク

5月9日の朝日新聞大分版に興味深い記事を見つけた。「豊の国宇佐市塾」が終戦の昭和20(1945)年3月18日の最初の宇佐空襲を撮影した米軍の動画映像を入手したと発表。しかも、その映像が14日の宇佐航空隊平和ウォークの際に公開するというのであ…

 長崎で歌う

今年も合唱好きのシニアたちが、九州各県から長崎に集まった。昨年の宮崎に続いて6回目の今年の会場は、長崎市民会館文化ホールである。36の合唱団の演奏を1日で済ますのだから、各合唱団の演奏時間はわずか8分間に制限される。女声合唱が21団体、混声合…

 落し角

4月30日、亡父の祥月命日の墓参りに帰ったおりに、生前の兄が作っていた山の梨畑跡に姉と一緒に行ってみた。今はそこに、ウメ、サクラ、サルスベリ、モクセイ、モクレン、コブシ、ハナミズキ、ツバキ、サザンカ等々花の咲く樹木を植えているが、この場所…

 人並みにゴールデンウィーク

その1 深耶馬溪ゴールデンウォーク リタイヤ後、‘サンデー毎日’となってからは、混雑する連休期間はお出かけを避けてきているが、連休初日の4月29日(昭和の日)だけは深耶馬溪の新緑を楽しむことにしている。お目当ての深耶馬溪ゴールデンウォークも今…

 『12歳の文学』

先日、ユニークな装丁の『12歳の文学 第5集』(小学館)が送られてきた。帯には「珠玉入賞8作品 小学生が紡ぐ8つの宝石」と、これも華々しい。 この本は、小説部門の大賞、優秀賞、審査員特別賞の8作品を集めたもので、本の送り主は審査員特別賞を受賞…

 新聞人だましい

これは東日本大地震の本震の翌日に作成された石巻日日新聞 の号外である(リリース添付資料)。ワシントンDCにあるNewseumに展示品として加えられることになったこのフェルトペン書きの壁新聞は「人類の情報へのあくなき欲求と、それに応えようとす…

 育つ

3月末以来ブログを更新していなかったところ、病気で入院しているのじゃないかと愛読者(?)からご心配いただいたようです。そう、4月から2週間ばかり入院していました。いえいえ私じゃなく、パソコンです。スイッチオンしても起動しなくなって、ディス…

 大地震・巨大津波

有史以来未曾有の巨大地震(マグニチュード9.0)は経験したことのない巨大津波を伴い、東北関東地方の太平洋側沿岸部を破壊しつくした。住む家を失った被災者の避難所はいずこも満杯状態な上に、福島第一原発事故による放射性物質漏れの危険から、近隣住民…

 コブシ・モクレン

♪ 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ北国の春… 雪解け せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽が吹く 北国の ああ北国の春… 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる 北国の ああ北国の春… 千昌夫が歌ってヒットしたおなじみの『北国の春』である。作曲は先年亡…

 春が来た

このところの暖かさと雨で、春を告げる花や草が目を覚ました。 蕗の薹はフキの花茎で、淡緑色の苞に包まれている。この写真はすでにフキの花であって、もはや蕗の薹ではなく、すでに食べ頃を過ぎている。花の色は雌株は白っぽく、雄株は黄白色である。茎が3…

 早春の生き物たち

蓮田の傍の浅い水路に緑の藻が育ち、そこにメダカが数匹泳いでいた。 収穫の終わったレンコン畑の水たまりに、コガモのペアが餌をあさっていた。 潮の引いた冷川河口の岩には天然の牡蠣が多いが、ムクドリが何か啄んでいる。 青海苔がびっしりついた岸壁にへ…

 県出身真打競演落語寄席

県芸術文化振興会議・大分合同新聞社主催で19日、いいちこグランシアタで開かれた。Oさんご夫妻と聞きに行ったが、APUの学園祭の時以来の落語寄席を楽しんだ。 前座のあとにまず玖珠町出身の三遊亭鳳志が「徂徠豆腐」を、続いて宇佐市出身の桂平治が「…

 早春点描

梅がほころび、菜の花が笑い、春は確実にやってくる。明日は雨水(うすい)だ。 春浅きこの頃になると、河口の汽水域では、青海苔が微妙に濃淡の違う美しいさ緑を見せる。冷川河口の岸壁は、緑色がまるでケーキのように層をなしている。 古市の畠のキャベツは…

 日出城隅櫓の修復保存工事

嵐のような昨日とはうって変わった穏やかな今日、新聞で見た日出城隅櫓の修復工事見学会に参加した。 日出町は今、日出城下の町並みの保存や再現に力を入れ、ハード面やソフト面で町おこし事業が進み観光客誘致も進んでいる。今日の現場見学会も、そのような…

 別府湾岸ウォーク&マラソン

今日は第60回記念別府大分毎日マラソンが行われた。このマラソンにあわせて、湾岸遊歩道のウォーキング大会も開かれた。豊声会ウォーキング同好会の5人のメンバーも歩いた。 西大分をスタートして遊歩道を西にテクって行くと、田浦ビーチで同じ道を東へ歩…

 早春の味覚

昨日、近くの小流れの脇に、半分雪をかぶった蕗の薹を見つけた。 せっかくのお目覚めのところ、少しかわいそうな気もしたが14,5箇を摘み採って帰った。 蕗の薹はそのほろ苦さと、ほのかな渋みが何ともいえぬ春の息吹を感じさせ、大人の味覚を刺激する。 …

 ママさんランナー赤羽有紀子が初優勝

今日行われた第30回記念大阪国際女子マラソン大会で、1児の母であるホクレンの赤羽有紀子(31才)がフルマラソン5度目の挑戦で初優勝した。専属コーチで夫の周平さん(31才)と愛娘の優苗ちゃん(4才)の待つ陸上競技場のゴールテープを切った。 赤…

 どこかに春が

やっと風邪が癒えたようなので、4日ぶりに散歩に出かけた。まだ、寒のさなかであるが、春の息吹を探して歩いた。 春の花では菜の花が最初に目にとまる。 菜の花といふ平凡を愛しけり 富安風生 山路来て何やらゆかしすみれ草 松尾芭蕉 犬ふぐり星のまたゝく…

 「こうのとり」宇宙へ

毎日新聞社 野田 武 撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今日午後2時37分、種子島宇宙センターから国産大型ロケット「H2B」2号機の打ち上げに成功したというニュース。12月に金星探査機「あかつき」が金星周回軌道に乗れなかったという失敗の…

 雪害

年末年始に続き、またしても大寒波。県下各地の最低気温が軒並み氷点下となった。昨日午後3時に降り始めた雪は、みるみるうちにあたり一面を銀世界に変えてしまい、ベランダから見下ろす道路も1時間で積雪。 雪が積んだばかりの4時頃は車も徐行しながら通…

「俳句」 遠慮なく着ぶくれて坐す初句会

白いものがちらちら舞う中、9時過ぎに初句会の会場、西部地区公民館に到着。前回の12月にはすでに玄関脇のモクレンとコブシの芽がとがっていたが、この寒さではまだ開花は当分先でしょう。 上の写真は今日の句会の終了後に撮ったものです。モクレンとコブ…