Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 きょう出会った花たち

今日も散歩の途中に、きれいなかわいい花たちに出会いました。最後のネジバナだけが我が家の玄関先のものです。ネジバナは柴の中や茅の中などでもたくましく育つ多年草ですが、捩れながらも真っ直ぐに育って小さな花を咲かせるのを見るのは楽しいものです。…

 今日の花

散歩で出会った花たちです。名前を知っているものは身近に感じられますが、名前のわからない花はなんとなく疎遠になりそうです。三つの花の名前がわかったら教えて下さい。 そうだ、9番目の青紫の花はアガパンサスだった。

 蓮咲く

我が家の下の蓮田に、早くもぽつんぽつんと蓮の花が咲いた。カメラを構えると、あたりにいい香りが漂う。原産地がインド・中国・オーストラリアと、かなり幅が広い。根茎、つまり蓮根はレンコンと書けばなじみ深い、おいしい根物野菜である。子どもの頃、蜂…

石榴(ザクロ)

万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男 青葉若葉のこの季節、緑一色の世界の中でふと見ると愛し子に生え始めた歯、草田男の喜びと幼子の生命力が鮮やかに歌われています。この句は「万緑」が夏の季語として使われた初めての一句といわれています。草田男…

白い花が咲いてた

西方の霧が明るむ山法師 能村登四郎 梅雨の前から緑の葉の上に真っ白く見えるこの花はミズキ科の落葉高木で、ヤマボウシ(山法師)といいます。華やかで、かつ、清楚な感じのこのヤマボウシの花は私の好きな花の一つですが、山に咲いているのを見ることがあ…

変な個性的な花

別府市古市の民家で面白い花を見つけました。以前、内竈の民家でも見たことがありますが、まるで「真っ赤なブラシ」です。『花おりおり』(朝日新聞社)に載っていました。名前はズバリ「ブラシノキ」です。オーストラリア原産だそうですが、最近の地球温暖…

花茨

ここかしこ岸根のいばら花咲きて夏になりぬる川ぞひの道 木下幸文 我が家の下の方に冷川(ひやかわ)が流れています。十文字原東部の表面水と渓谷の湧水を集めて関の江海岸に流れ込む川で、別府市街地の中では唯一の温泉水の流入がない川です。距離は320…

クレマチス・テッセン・カザグルマ

散歩の途中、毎年古市町で見るこの花をテッセンとばかり思っていましたが、中国原産のキンポウゲ科のテッセンは6弁花であると図鑑にありました。この花はよく見ると8弁です。8弁の花はカザグルマといって、もともと日本原産だそうです。テッセンは江戸時…

山吹の花

オウバイ、レンギョウなど枝垂れて咲く黄色の花が多い春ですが、このヤマブキも今が盛りです。一重と八重がありますが、散歩途中で見たこれは八重咲きのヤマブキです。ヤマブキについてはよく知られた話がありますね。 江戸城を築いた太田道灌が鷹狩りに行っ…

紫の花

今日の散歩では、紫の花がよく目にとまりました。 [ [ そして、紫といえば昨年11月の狭庭に高々と咲き誇ったあのコウテイダリア。その古株の根本に3株の新芽が出ていました。今年も楽しめそうです。

百花繚乱

今日もたくさんの花々に出会うことができました。 奈良七重七堂伽藍八重桜 芭蕉 いちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす 子規 美人草そなた本地は何菩薩 芭蕉 紫蘭咲いていささかは岩もあはれなり 白秋 かたまって薄き光の菫かな 水巴 ひと…

タンポポ

今頃あちこちに黄色の鮮やかなタンポポを見かけます。側溝の蓋とアスファルトの間など、全く土がないところにもよく咲いていますが、このド根性花はなかなか庶民的な感じがします。先日の句会で、主宰がタンポポの花が絮(わた)になりかけているのを見かけ…

豆の花

散歩道のそばの同じ畠に、豌豆(エンドウ)と蚕豆(ソラマメ)がいまや花盛りです。エンドウは白花と赤花が咲いていました。 咲きそめしエンドウの花の濃紫やまひの床の父にと折らむ 窪田章一郎 ソラマメの花は他の花には見られない特徴があります。真ん中に…

江戸彼岸桜

今日は生家の先祖のお墓参りをしてきました。父母の祥月命日と春・秋の彼岸には墓と仏前にお参りするのが習わしです。父は四月、母は6月が祥月ですが、両彼岸とあわせて四回の里帰りの道々の季節の花々や木々を楽しむことができます。今日は生家の畠の満開…

春分の日の花

亀川古市の三女神社(『別府の古い道 歴史散歩』p22)のサクラ(ソメイヨシノ)が開花していました。 鮮やかな黄色の花 上はレンギョウ、下はオウバイ。 根性花(?) 上はタチツボスミレ、下はノゲシ。いずれも土の全くないコンクリの隙間に生えていまし…

杏(あんず)

バラ科サクラ属スモモ亜属の落葉高木。中国東部原産で、紀元前3千年頃から栽培され、東アジア系と西アジア系に分化した諸系統がある。日本では長野県、山梨県、東北諸県に多く見られる。別名カラモモ。梅の花におくれ、桃に先んじて淡紅色や白色の花をつけ…

モクレン科の花

辛夷(こぶし) モクレン科の落葉高木で樹高10メートルにも達する。木蓮よりやや早く、早春のころ葉に先立って6弁の白い花を咲かす。花は木蓮のようにラッパ状ににならず平開する。蕾の形が人の握りこぶしに似ているからこの名があるという。東北地方では…

散歩で見た花

今日も1時間余の散歩で、いろいろな花に出会いました。 写真は上から下へ、モクレン、エンドウ、ソラマメ、ユキヤナギ、モモ、オウバイ、タンポポ、ミモザ、イヌフグリです。赤、白、青、黄とそれぞれ個性的な色を楽しませてくれます。今さらのように、日本…

大分農業文化公園・椿園

早春ロングフェスティバル(2月21日〜4月12日)の日指の椿まつりに行ってきました。園内には205品種のうちの150品種が、フェスタ期間中に順次開花するそうですが、なるほど、今が盛りのものからまだ固い蕾のもの、そろそろ開きかけたものまで、…

沈丁花

じんちょうげ げんかんの戸をあけたら プーンといいにおい あっ じんちょうげだ いつのまにさいたの おかあさんが死んでから うら口からばかり 出はいりしていたので 少しも気がつかなかった おかあさん おかあさんのすきな じんちょうげがさいたよ 私はげん…

寒梅咲く

今日は阪神淡路大地震から14年目。犠牲者に黙祷、合掌。 寒が少しゆるんだ今日は風もなく、小春日和を思わせた。毎年一番先に咲く梅を求めて、内竈の集落の、竈の上の縁を馬蹄形に巡っているような山道を登って歩いた。上り坂は汗ばむほどである。峠の道の…

臘梅

散歩中、民家の庭先に臘梅が咲いていた。2センチぐらいの黄色い花で、葉はまだ出ていないが枝いっぱいに花がつき、あたりがパッと明るく感じる不思議な花である。名前の由来がわからない。花が蝋細工のように見えるからかなと思ったが「蝋」と「臘」は違う…

楽しませてくれた皇帝ダリア

’08/11/26 ’08/12/19 ’08/12/19 5月1日に日田の従姉にもらった苗を植え付けたものの、その後7月頃まではなかなか太らなかった。8月頃から急に成長を早め、10月には3メートルを超えて蕾がたくさん付いた。11月のはじめ、初…

 冬菫

今年はあちこちの紅葉を見たが、楓や櫨が真っ赤に燃えている盛りに出会わない気がする。気温が8度Cをくだらないと紅葉しないというが、結構寒い朝が何回もあったのに、これだ、という逆光に照るうつくしい紅葉にはお目にかかれなかった。6年前に湯布院亀…

 柊の花

柊(ひいらぎ)は、モクセイ科の常緑樹で暖地の山野に自生するが垣根にも植えられる。初冬に白く小さな合弁花を開き、香りがよい。柊は「疼木」の義で、「ひひらぐ」は痛むこと。葉の縁に棘状の鋸歯があることから、触るとと痛いことから起こった名である。…

 ど根性花コンクリ派

散歩の途中、冬に入ったというのに、秋の花がしたたかに咲き残っているのを見かける。マリーゴールドもケイトウも、コンクリの隙間の、土など全く見えないところにまだ咲き誇っている。 ど根性石垣派 このケイトウの根っこをよく見ると、切石の隙間がないも…

  コウテイダリア

サイタ サイタ ダリアガ サイタ コウテイダリアガ ニカイニトドクいとこに貰ったダリアの苗を1本植えておいたらぐんぐん伸びて、とうとう二階のベランダの高さまでになってしまった。青々と大きな葉っぱが繁るだけで、いつになったら咲くのかと思っていたら…