Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 すごいね!みのりちゃん

12月15日付け「こどもしんぶん№63」とともに、「小さな本 3 」が送られてきた。これは別府市立別府中央小学校5年生の工藤みのりちゃんが、この1年間にあちこちに書いた文章をまとめたもので、印刷や製本はお母さんを中心に、お父さんや妹も手伝って4人家族で作り上げた、B6版78ページの文字通り手作りの本である。今年は3冊目である。
            
文章を学んでいる「白藍塾」の課題作文や読書感想文、フィクション、新聞投稿文、コンクール作文等、幅広いジャンルの文章が詰まっているこの本は、体裁は小さいが、中身は大きな本である。
            
工藤家の「こどもしんぶん」によれば、今年は各方面に応募した作文が5回も受賞している。
「ホタルが教えてくれたこと」   
小学館第11回ドラえもん大賞全国作文コンクール小学5年生部門大賞
「ダンス!」
第60回読売新聞全国小中学生作文コンクール大分県審査最優秀賞(中央審査へ)
「ハートのお便り」
第45回OBS「私の作文コンクール」特賞(最優秀賞)
「建具職人の千太郎」を読んで
第56回青少年読書感想文全国コンクール県入選
わたしのたからもの
第一生命平成22年度夏休みこどもミニ作文コンクール特別賞
このほか書道の全国競書大会特選やダンスフェスタでグランプリ受賞など、みのりちゃんにとっては文字通りみのりの1年だったようだ。
なお、インターネットで工藤みのりを検索すると、上記のドラえもん大賞受賞作品「ホタルが教えてくれたこと」の全文を読むことができる。
「小さな本3」は既刊2冊に比べると語彙がより豊富になり、文章も小5とは思えないほどの上達ぶりである。湯の町別府から、史上最年少の芥川賞作家が誕生するのも夢ではないかもしれない。
両親の仲人を務めたご縁で、二人の娘さんの日々の成長記録を「こどもしんぶん」で知らせてくれるようになって久しいが、みのりちゃん、妹のわかばちゃんの成長ぶりを知ることは孫の成長とともに楽しいものである。