Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 門松

一昨日は公民館でクリスマスツリーを飾って子どもたちのクリスマス会をし、午後は餅つきをした。その後、関寿会を中心にした有志が門松の材料をそろえ、準備をした。
今日はクリスマス寒波襲来の下、はなみずを垂らしながら門松づくりに取り組んだ。中心に立てる3本の竹は今年も町内のSさん提供の立派なもので、すでにそぎ切りをしてある。
まずは土台になる古タイヤ2本を据える。
       
ダンボールをタイヤの中に丸く立て、タイヤの外側に切り割りした竹を巻き付ける。
       
巻いた竹を締め付けるのは、自転車屋から貰った古チューブである。
       
中心に3本の竹を立てて、周りに砂を敷き詰めたあと、荒縄を周囲に巻く。一番下に7重、上に5重に巻き付けるのであるが、これがなかなかうまくいかない。そうじゃないこうだ、いや違うこうだと甲論乙駁で賑やかであるが、何とか格好ができた。
       
松、南天、梅を配し、それらしき姿になってきた。
       
さらに竹の枝を植え込む。
       
最後に紅白の水引を正面に結び、「はい、整いました。」
       
       
おつかれさまー (^o^)
       
今日もまた町内の有志の知恵と技と経験を持ち寄って、公民館玄関に堂々たる立派な門松が完成した。跳躍、躍進の卯年の新年を迎えることができる。
松飾りの風習は平安時代からだそうだが、歳神様を家に呼び入れる門松を玄関に飾るようになったのは、室町時代からという。中心の太い3本の竹をそぎ切りにしたのは徳川家康が初めらしい。イエスキリストの誕生を祝うクリスマスの今日、関の江新町公民館には歳の神様を招く門松を飾った。お盆には墓参し仏壇を拝む。宗教に過度にこだわることをしないおおらかな我々日本人は、元来平和的な民族なのだろう。
門松の竹の切り口清々し  古希漢