Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

ルベック30周年記念演奏会


今日、魅惑のギターステージ を聴いた。ルベックギターソサイアティの演奏会である。代表の竹内幸一氏はサンシティ音楽院の院長として長年ギター教室で指導している。毎年、教室生の学習成果を定期演奏会として披露してきたが、今年は30周年記念としてして、有名なギタリスト稲垣稔や、松下隆二、オカリナ&ケーナ奏者の和田名保子、ソプラノの白石まさこ、フルートの石井曉子など多彩な顔ぶれがゲスト出演。4部構成のステージの演奏は、3階席まで満員になった観客を魅了した。

 稲垣稔はパリ国立音楽院ギター科を首席で卒業後、国際ギターコンクール等で1位を取るなど国内外で活躍、第40回文化庁主催芸術祭音楽部門で「芸術祭賞」も受賞とう、日本を代表するギタリストである。ルベック代表の竹内幸一氏の長男・竹内竜次さんは、稲垣稔に小学生時代から師事して才能を伸ばし、パリ音楽院留学を経て現在国内で広く演奏活動をしている。今日はこの二人の師弟のギターDUOが第3ステージの終わりに実現した.J・パッフェルベルの「カノン」他2曲が演奏されたが、師弟の息がぴったり合ったすばらしい演奏だった。稲垣稔のソロステージでは5曲が演奏されたが「マリーア」や「カタロニア奇想曲」など初めて聴く曲の見事なテクニックと情感に圧倒された。
 冬の午後のひとときを、気持ちの良い豊かな気分に満たされた。