Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 サマーフェスタ

        〜 関の江新町レポート 〜
残暑なお厳しい8月28日(土)、恒例のサマーフェスタが行われた。夕方からところによって雨という予報に反して、午後からのやや強い風もおさまり、別府湾には虹が立った。
 
 
オープニングは子どもたちの○×クイズ
 
まずは「サザエさん一家」について質問…  子どもたちの参加にホッとする文化部長
次のプログラムは、これも子ども参加の「ラムネの一気飲み」

  用意、開栓!ポン、シュワッ        私が一番 (^o^)
フラダンス
毎週木曜日の夜、公民館で練習しているフラ・マプアナ別府の皆さんが、ハワイアンメロディに乗せて練習の成果を披露した。
 
     自治会長さんのご挨拶
     
毎年好評のおいしい出店が今年も開店。運営はすべて全26組の組長さんたちである。
焼き鳥・焼きそば・フランクフルト・かき氷・ポップコーン・たこやき・生ビール、ジュースなどの店がならび、いい香りがお客を誘う。


盆踊り(地踊り
ようやく日が落ちて提灯の灯が明るくなる頃、櫓の周りに踊りの輪ができはじめた。

櫓の上の口説き手や太鼓は隣町からの助っ人である。先の亀川夏祭りで踊った踊り子たちはさすがにうまいものだ。

踊子の中には、隣町どころか青い目の外国の方の飛び入り参加者も。南アフリカから来た英語指導助手とか。
プログラムのラストはお楽しみ抽選会である。この商品の財源は、近隣の多くの企業の皆様からの協賛によるものであるが、あらかじめ約270全戸に配布した抽選券に空くじなし、ダブルチャンスのあたりが待っている。一等五千円の商品券から、米5キロ、ビール一箱さらには歯ブラシ、トイレットペーパーまでのお楽しみである。皆さん、これを待って最後まで帰らずにいてくれる。まあ、隠れたメインイベントともいえようか。公民館長として私もくじを引く係を務めた。自分にはダブルチャンスで城島パークの無料入園券4枚が当たったが、お孫さんが3人いる方に差し上げた。
 この町の自治会組織には、会長以下数名の専門部長からなる役員会と、役員・全26組組長とからなる運営委員会を毎月1回の定例会議を開いて年会行事の企画・運営を行っていく。このサマーフェスタも6月の役員会から始まり、7月の運営委員会に文化部長から具体的な企画が提案され各係の役割分担に従って当日の朝までに準備が整った。今年度から公民館長として役員会に入り、企画、準備、本番、後片付けに至る過程に参加してを見てきたが、昨年まで一お客さんとして見た時には全く知らなかった多くの仕事があり、これらを進めていくためには多くの協力が必要であることを実感した。そして、今回に限らず、町内のすべての行事は、関寿会(老人会)・すみれ会(婦人部)・青壮年部の活動の下支えがなければできないことに気づかせられる。この三つのグループは毎月定例の会議や草刈り作業や夜警などの活動・親睦会などをやって、日頃からグループ内のチームワークをはかっている。全戸が参加する草刈り作業のほかに、関寿会は定例で町内のゴミ拾いや公園樹木の剪定など、日常的に町内美化に努めている。青壮年部はいわば町内の機動隊で、力強いフットワークが各方面の自治会活動を支えている。すみれ会は独自活動のほか、イベントのたびに、炊き出しなどの銃後の後方支援(?オッと、古めかしいー)にあたる。T自治会長は町内のことに知悉しているばかりか、公園の倉庫内の資材や公民館内の物品管理まですべてを把握していて、有言実行型の機関車のような指導力を発揮している。何かの行事をよりよく実行するには多くの人の知恵や協力が必要だが、時に意見の対立や摩擦が一時的にはあっても、お互いに一つの目標、同じ方向に眼差しが向いていればことはよい方に進んでいくものだ。自治会全体の好ましいチームワークによって、猛暑の夏のイベントが終わった。始まる前のあのきれいな虹は、サマ−フェスタ成功の瑞兆であったのである。
今回の成果と反省は来月5日の運営委員会で出るだろう。次は秋の運動会である。

青い目も前に倣ひて盆踊り  古希漢