Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

「石橋の町」院内10キロウォーキング

昨日までの不安定な天気が嘘のような今日の空、絶好の春の行楽日和の今朝は放射冷却でグンと冷え込みました。目的地の院内へ向かう山道に沿った田畑は霜に覆われ、ところどころの田圃の水たまりには薄氷が張っていました。
 

本日のイベント名は「第19回いんない石橋ラソン大会」で、2キロ、3キロ、5キロ、10キロのコースの小学校の低学年・中学年・高学年の部、中学生・高校生・一般の部の男女別等と別れたあくまで「マラソン」が主体の大会です。それに付けたりのように10キロの性別・年齢無制限ウォーキングコースがあります。我が豊声会の精鋭シルバー5人組は、この付けたりコースを気持ちよく完歩したのでした。菜の花や白木蓮や桃の花を愛で、溝にセリがあればお節介にもご婦人に教えてあげ、恵良川のせせらぎを聞き、石橋から切り立った崖の下の深淵をのぞき込み、ウグイスの声に耳を傾け、珍しいものを見ればすぐデジカメしたりする私などは常に最後尾付近をついて歩きました。追い越していくマラソンランナーに声援を送りながらのんびりマイペースで歩きました。
♪よみがえる 巧みの技 石を重ねた 石の造りの 石橋が 空にかかる
 鳥居橋 荒瀬橋 富士見の橋 さびさびと 群青をたたえる…♪
11年前の院内での「石橋の町」の演奏会を思い出しました。開閉会式会場で当時の町長さんにもお会いし、親しくお話しすることができました。帰りにはお土産まで戴き恐縮の限りでした。


    
 
 2時間余を歩き終えて食べたおにぎりに添えられていたドジョウのフライも、珍しくおいしくいただきました。その後、このあたりに詳しいSさんの案内を戴き「余温泉」で汗を流しました。さらに、何度も噂に聞いていた逸見邸の広大な名園を見学しました。2ヘクタールもあろうかという日本庭園ですが、逸見さんが自ら造営し、しかも入る者拒まずで無料で見ることができるのですから、庭の広さに比例して、当主の度量の寛さも尋常ではありません。
今日は天気にも恵まれ、100点満点で120点の幸福感に浸って帰りました。