Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 玉葱植え付け

 今年も玉葱植え付けの季節がやってきた。玉葱は栽培期間が6ヶ月と長いため、我が狭い菜園では夏野菜作りとの関係で栽培を避けていた。昨年初めて100本あまり植えてみたところ、結構立派な味のよいのが収穫できたのに文字通り味をしめ、今年も挑戦することに。本屋で『やさい畑』なる雑誌を立ち読みしていて、玉葱は密植がよいという記事を見つけ、去年よりも多く、下の畠には、晩生種130本、上の畠には晩生種20本、中生種100本、早生種50本を植えた。密植がよい、という記事を信じて去年の3倍もの数の苗を買って植えてしまったが、来年5月にいい結果が出なかったら、雑誌社と種苗業者の共同謀議だったと疑うことにしよう。
 苗の植え付けの1週間ほど前に堆肥・苦土石灰をよく混ぜて耕し、きれいに均して下準備をしたところ、朝、畠をみると猫のトイレと化していた。ノラか飼い猫か知らぬが、彼らにとってふわふわの畠の土がトイレ環境として、最適であったようだ。猫侵入対策グッズをネットで見ると、猫の嫌う臭いを発するものや、トゲトゲシートなど数百円するものから、ウン万円もする超音波発信器などがあるが、我が二面の菜園にはタダの侵入防護策を試してみた。
   

玉葱を植えたあと、裏山の竹の枯れ枝で畠全体を覆った。下の畠にはこの竹枝の上にキュウリ用のネットもかぶせている。上の畠は竹枝ととげとげのサンショウの枯れ枝を数本かぶせている。今のところ、この設えは気持ちよくウンチを致す環境にふさわしくないと猫様は判断しているようである。猫めの糞害に憤慨する男の知恵に、ドウダ、マイッタカ!
去年は11月4日に植え付け、今年の5月13日に初物玉葱を木の芽味噌で味わっている。長丁場の玉葱栽培であるが、それだけに収穫が楽しみではある。