Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 世界報道写真展2015

今年もAPUで開催された写真展を見に行った。日本国内の展示は東京、大阪、埼玉、京都、滋賀、大阪、広島と大分県の7都府県に限られ、九州ではここAPU会場だけである。この展覧会は1956年から始まる世界最大級の報道写真展で、毎年、報道写真コンテストの部門別審査で3位までに入賞した作品が展示されるが、今回は41人の写真家によ97,912点の作品の中から、8部門62点の入賞作品が展示されている。
     
会場に入ってまず目に飛び込んだのは、毎日のようにメディアで報じられているニュースの写真である。
       
        (NHK・tvの映像より)
「一般ニュースの部」単写真2位、イタリアのマッシモ・セスティーニの作品で「北アフリカリビア沖でイタリア海軍に保護された難民ボート。中東や北アフリカからヨーロッパへ渡ろうとする人々が増え、大勢が溺死している。」という説明があった。
 スポットニュース、一般ユース、スポーツ、現代社会の問題、日常生活、ポートレート、自然、長期取材の8部門に、さすが世界報道写真展といわれるだけの作品の迫力はすごい。わずか500円の観覧料で、九州でただ一カ所でしか見られない展覧会を見逃すのは惜しい。興味と時間のある方に是非すすめたい作品展である。