Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

こうもり

3月21日、別府ビーコンプラザ開館15周年記念事業の一つである別府市オペレッタ劇場「こうもり」を観に行った。「こうもり」はワルツ王、ヨハンシュトラウス二世の作曲した有名な喜歌劇である。
     
豪華6人のソリストと約50人の市民合唱団との競演は、ウィンナワルツの軽快なリズムに乗って楽しく愉快なオペレッタを魅せてくれた。合唱団のメンバーには我が豊声会会長のNさん、元豊声会会員のWさん・Tさん、大分第九のステージで一緒に歌ったことのあるTさん・Fさん、俳句会の句友Nさんや元同僚のMさんの奥様等々も顔なじみの方々も参加し、楽しげに歌っていた。浜田博別府市長も登壇して別府温泉の宣伝のあと、市長のリクエストにこたえて、劇中で小間使いの役を演じた針生美智子がこの季節にジャストマッチの名曲「春の声」を歌い、超絶技巧といえるリリカルなコロラトゥーラソプラノが聴衆を魅了し、会場の喝采を浴びた。オペレッタとはいえ、数年前の「トゥーランドット」以来の、すばらしいオペラのアリアに酔わされた、春分の日の午後のひとときであった。
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