Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 第63回福岡国際マラソン


ツェガエ・ケベデが2連勝
前評判通り、エチオピアのツェガエ・ケベデがブッチ切りで優勝。2時間5分18秒は三つの新記録である。
★大会新記録(今までは昨年自身が出した2時間6分10秒)
★自己新記録(今までは2時間5分20秒)
★日本国内新記録(今までは昨年の本大会2時間6分10秒)
何と5位までにエチオピア勢が3人と、やはり長距離に強いエチオピアの選手たちだ。注目の初マラソンメクボ・モグスは30キロ地点でリタイア、マラソンの厳しさを体験することになった。
国内招待選手の尾形剛中国電力)は気管支炎で欠場し、唯一の国内招待選手となった佐藤智之旭化成)は“最多練習量、弱い本番”と言われたとおり、またしても33キロ付近で失速、結局31位に終わった。日本人最高は安川電機の下森で9位、日本人選手が入賞圏の8位に入らなかったのは初めて。
始めから先頭集団をリードしていたゼッケン番号1番のゲベデは、157センチ50キロの、中学生を思わせる体格である。マラソンの懸賞金でエチオピアにいる兄弟姉妹(8人?)の経済医的な面倒をみているらしいが、強さの秘密の一つはハングリー精神なのかもしれない。