Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

エダマメとインゲンを蒔く

 少しの風で、ベランダやガレージの屋根に葉が落ちる音がします。我が家の屋根を覆わんばかりに茂った樟の落ち葉です。樟・樫などの常緑樹は、新しい葉が育ってくるのにつれ、古い葉が落ちます。一般に落葉といえば晩秋から初冬の風物詩になっている楓や櫨、銀杏などの落葉樹の紅黄葉後の落葉を指しますが、我が家の裏山は殆ど常緑樹ばかりなので、今からがいわゆる常磐木落葉(ときわぎおちば)の季節なのです。樟の古い葉が落ちて、初々しい黄緑の葉に変わりました。我が家の雨樋は積年の落ち葉がたまって肥沃な腐葉土となっているらしく、下から見上げると雨樋になにやらたくましい草が生えています。道や側溝に落ちた葉は集めて堆肥づくりの材料にします。
        
一陣の風にそそくさ樟落ち葉 
一週間雨が降らず白く固くなっていた畠ですが、明日は雨という天気予報を信じて、二年前から作っていた堆肥を混ぜ込んだ一坪半のスペースに、エダマメとインゲン豆を蒔きました。
「豆科の植物は空中窒素を固定する根粒バクテリアを持っているので、やせた土でも育つ」と、昔ガッコ(中学?)で習ったことを思い出します。だから肥料はやりません。順調にいけば7月下旬の暑い盛りには、冷たいビールのつまみになっているはずです。