Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

第22回べっぷ鶴見岳一気登山

 このイベントは,SPAビーチ(海抜0メートル)から鶴見山頂1,375メートルまでの12キロメートルをタイムを競う「いだてん天狗タイムコース」と、山頂までのんびり歩く「のびのびさくらウォーク」、それに、麓までの海抜500メートル、8キロをマイペースで歩く「GO・GO・GOハーフコース」の三つのメニューがあります。昨年は申し込んだものの体調不良で不参加でしたが、今年は張り切って豊声会仲間のNさん、Mさん、Hさんと一緒にハーフコースを歩きました。この大会のウリは、「波打ち際から山頂まで、自動車道を一切歩かない、横断しない、全国唯一の登山道」です。一昨年の20回記念大会に継いで2回目の参加です。
    
ゼッケンを見せて受付をすませ、まず海抜0メートル地点のビーチの波打ち際に立ちます。
    
9時ちょうどにスタートした「いだてん天狗タイムレース」の元気者達を、拍手と羨望の目で見送りました。
    
ハーフの出発は10分後、ウリのキャッチフレーズに従い10号線を横断せずに、陸橋でまたいで渡って境川沿いに進路をとり、正面の鶴見岳を目指して歩きます。沿岸の菜の花がきれいです。例年なら沿岸の満開の桜は、今年は既に姥桜となっていますが、牡丹桜は今が盛りです。我々は行列の最後部に近いところを歩きましたが、老若男女わいわいと元気よく語り合って、川をまたぐ多くの鯉のぼりや河川敷を利用して植えてある花々を愛でつつ西を目指します。中間点付近の南立石公園でひと休み。ここから境川沿いを離れて、堀田の集落を通りますがだんだん坂道になってきます。途中、真っ赤な新品のよだれかけをしたお地蔵さんに励まされます。
    
堀田を抜けるといよいよ山道にかかり、急坂となってきました。路傍のオドリコソウやショカッサイの可愛らしい色に目を奪われます。道が狭く坂が険しくなると、さきほどの河川敷での賑やかな語らいが少なくなり、まるで蟹を食べているかのように黙して歩きます。時々あえぎ声も聞こえますが、ウグイスの声に励まされます。檜の林にはいると稲妻形に曲がった道にむき出しの木の根に足を取られそうになります。
走り根につまづく春の鶴見岳 
険しい山道も、この鶴見登山のためによく管理が行き届いていていました。国道下をくぐり抜けていよいよ楓の新芽が鮮やかな麓にさしかかります。清冽な谷川の水に手を浸し汗を拭います。
12時15分、ハーフコースゴール地点に到着です。
     
着くや否や、レストハウス近くの出店で缶ビールを買い、4人で乾杯!!
空腹と適度の疲労で。1本のビールで充分いい気分になりました。
弁当を食べながら、29日の「深耶馬渓ゴールデンウォーク」に参加しようやという話がまとまりました。
登山道整備の皆さん、道々の角で案内や激励をしてくださった地元の皆さん、ありがとうございました。
帰りに,Mさん兼ねての懇望、「柴石温泉」にはいり今日の汗を流しました。