Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 若い声ユーベル・エコー

大分大学医学部混声合唱ユーベル・エコーの第26回定期演奏会を聞いた。
    
1st ステージは宗教曲とクリスマスソングを4曲、
2st ステージはポップスを4曲、
3st ステージは木下牧子曲集から4曲を演奏したが、いずれも学生らしい瑞々しい声で適度のパフォーマンスもあって楽しく聞くことが出来た。 ここ別府大学短期大学部大分キャンパス文化ホールは音響がよくて、客席もステージで演奏する方も存分に楽しめるホールということで知られているが、以前、大分第九の練習で歌わせて貰ったときも、響きがよくて歌いやすかったことを思い出す。“歓びのこだま”という意味のJubel Echoも、この日の歌声はよく響いていた。自分がやっている男声合唱に比べると、ハーモニーの厚さにやや欠けるかなと思ったのは、男声の人数がやや少なかったせいだろうか(男性8人、女性15人)。男声があと5人加わるともっと素敵なハーモニーが生まれるだろう。プログラムの「1年のあゆみ」によると、献血センターのイベントや、ガン患者さんのサロンで演奏とか、大学病院のふれあいコンサート参加など、医学生のサークルならではの活動実績も多い。今回は、学業や実習で忙しいであろう6年生が4名も出演しているとか。声の若さのみならず、若者のエネルギーを合唱に注いでいる姿が頼もしくもうらやましくもある。毎年大学の近くの住民の来場者が多いということだが、地域との結びつきも大事にしているようだ。大学近くにあるすばらしい音楽ホールを使って、入場無料というサービス精神も地域密着の大学サークル活動だというスタンスが伺えて、頼もしく思えた。
 若い歌声といえば、広島大学東雲混声合唱団パストラール第48回定期演奏会の案内状を貰っていた。たしか昨年が創立50周年の筈である。発足当時の一団員として遙けしの感がある。毎年1月に定演をやっているようだが、5年ごとに行うOB・OGステージで歌ってからもう7,8年になるだろうか。ユーベル・エコーの演奏を聴いたら、後輩たちの若い声が聞きたくなった。