Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 雪椿

寒の内らしく、日本列島は寒波に包まれた。裏の藪椿が雪をかぶっている。
      

今日の天気が気になって、昨日から何度もテレビの天気情報を見た。日本列島の天気図は、西高東低の縦縞の気圧配置で典型的な冬型を示している。今日、もし雪が降って足元が危険だったり車が通れなかったりしたら、10時からの俳句会の中止連絡をしなければならないからである。日記を繰ってみると、一昨年の2月13日の俳句会が雪で中止になっている。今朝4時半にトイレに起きたときは全く降っていなかったので安心していたが、7時過ぎに目覚めたときには屋根にうっすら積もっていた。降ってないし、東の空に薄日が射しているので大丈夫、俳句会は予定通りできると判断していたところ、8時過ぎに中津から参加するNさんから電話があり、「予定通りやります」と答えた。その後少し降ってきたので、公民館に電話し、「付近の道路は車が通常どおり動いていますか」と問うと「OK」の返事だった。ところが、8時半頃から本降りとなり、あたりはみるみる白くなってしまった。
何せこの俳句会のメンバーは高齢者が多い。玄関先に出たら滑って転んだなどというようなことがあったら大変である。講師の先生に相談して、一昨年の2月の時と同じように、大事をとって中止することを決断した。直ちに公民館に中止と会場の取り消しを伝え、会員に連絡網を通じて中止連絡を廻して貰った。
 さて、中津のNさんはすでに電車に乗っているので、連絡のとりようがない。
腹立ちとむなしい思いが治まった頃と思い夕方電話したら、公民館まで行って中止を知ったということで、係としては大変申し訳ないことになってしまい、お詫びした。「中津〜別府間の電車で見る雪景色がとってもきれいでしたよ」というNさんの言葉に少しホッとした。電車の中で、雪見て1句、などとなったかどうか。雪がNさんからの電話が入ったときより10分程前から本降りになってくれたらよかったのにと、雪を恨むことしきりである。今日一日中降っているが、今のところ家の前の道には積もっていない。今晩さらに降れば、明朝は前の坂道はのろのろ運転となるだろう。
      
             列島は縦縞模様雪つばき