Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 ワカメ採り

 快晴無風の絶好の行楽日和4月27日(土)、Mさんを誘って磯遊び。この日は大潮で、ネットで調べると亀川の最干潮は15時21分で潮高8センチと、沖まで干上がる今シーズン最高の日だ。
      
潮干狩りや磯遊びができるのは大潮の干潮時の、時間帯が午後なのが適当であるが、この機会は2週間に一度しか訪れない。その絶好のチャンスが27日で幸いMさんの休日と重なった。漁場(?)は別府市にある小さな磯浜である。14時半頃浜に着くとかなり沖まで潮が引き、ヒジキがびっしり付いた大小の岩が顔を出していて、付近にワカメも見える。2週間前に来たときよりも潮の引きがよく、長靴で入られる深さのところでワカメが採れそうだ。早速Mさんに鎌でワカメを採る方法を伝授(というほどのことでもないが)。 
       
 初めての人でもかんたんに採れるので、すぐに要領を覚えたMさん、足元に気を配りながら楽しそうに採り始めた。
      
      自分の身長ほどもある大物ワカメを刈り取った、
      
      満面の笑みのMさんである。。
ここにはワカメを餌とするムラサキウニも結構棲息している。下に隙間のある岩を裏返すと、8匹ものウニが針を蠢かせていた。大きめのウニを捕って帰った彼は、うまく料理して食べられただろうか。
      
      
ムラサキウニの他にも、ニイナやナマコもいる。
1時間あまりで、バケツと二つのビニール袋いっぱいに採れたワカメの重さを、車までの帰路うんざりするほど実感させられたMさんであった。磯遊びのあと、二人で柴石温泉で潮風に当たった疲れを癒した。
ついつい面白くてやや採りすぎたワカメは、近隣7軒にお裾分けして喜ばれた。
茹でたニイナとナマコ、ワカメの酢の物で、麦焼酎「iichiko」25度のロックの晩酌をちと聞こし召しすぎた。

大型連休と世間は喧しいが、シルバー弥次喜多の連休一日目は「安・近・短」そのものながら、楽しくてしかも珍味付きの一日であった。
若布刈り潮の香りを滴らす 渓石