Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 敬老

 20日の敬老の日にさきだって、別府市から「ご案内 敬老」が届いた。一瞬、「えっ、俺に?何かの間違いでは」と思ったが、5月に70歳を迎え、過日は中学校の古希同級会をしたばかりだからジワーッと納得した。
   
案内封筒を開けると、9月15日から21日までの7日間は『老人週間』であり、この間に優待施設に同封のバッヂを着けていけば「ラクテンチ」や「地獄巡り」「うみたまご」等の17もの施設が無料や割引になるという案内である。
     
別府市もなかなか味なことをやるなあ、と思うべきか、ほかに何かないかとすねるべきか…。

敬老の日」といってもぴんとこなかったが、改めて祝日法を見ると「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」とその意義を書いてあった。この意義に照らして我が身を振り返ると、いささか尻こそばゆい限りだ。
 今年は100歳以上の人がなんと44,449人もいるとか!!
1963年  153人
1981年 1,072人
1998年 10,158人
2000年 13,036人
2010年 44,449人 
日本経済をはじめ、多くのものが右肩下がりの今日、100歳以上の高齢者の増加は恐るべき右肩上がりである。特にこの10年間に4倍増である。
ちなみに大分県は551人、別府市は49人(男5,女44)である(いずれも8月末現在)。7月末に都内の111歳の人が、実は30年以上も前に死亡していたことがわかり、亡くなった男性の年金を受給し続けた家族が逮捕、起訴されている。その後も各地で安否不明の高齢者の問題が続出しているが、「長寿社会」といわれる裏に寒々しい実態があることが暴露された。
今、国勢調査員として戸別訪問をしているが、調査区内に一人暮らしの家庭が意外に多いことに驚かされている。改めてご近所づきあいの大切さを思い知らされているところである。少子高齢社会に対する施策は国や行政に頼らねばならないが、日頃からご近所、自治会などの横のネットワークを強めておかないと、最悪の場合の孤独死など、敬老どころか「軽老」になってしまいかねない。
関の江新町敬老祝賀会
9月26日11時から別府花菱ホテルで行われた。42名の参加者のうち、自分と同じ70歳の初参加者がほかに4名いた。
まずは自治会長の挨拶
       
アトラクションのトップはNさんの祝いのお謡い。腹の底から出る声はさすが年季ものである。
       
Aさん、Iさんの舞い。毎月曜日、民踊寿会の公民館練習で積み重ねた優雅な踊り。
       
       
       
フラ・マプアナ別府 のあでやかなフラダンスは、毎木曜夜の公民館練習での研鑽の成果。          
 
       
フラダンサーからレイをかけられてご満悦の会長、副会長。
       
宴たけなわとなれば定番のカラオケ。楽唱会で第2、第4日曜日に公民館で鍛えた喉はさすがのHさん。
       
初代自治会長のOさんと釣り仲間のSさん。別府湾のアジが激減したのは二人のせいとか。
       
トリのご登場は本日の最高齢参加者、98歳のOさん。再来年はこの場で100歳をお祝いしたい。