Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 お日様が恋しい

 梅雨が長引いて雨ばかりで、植物はお天道様を待っているようです。                 
      
 オクラの花が咲き、その柔らかな黄色を愛でる間もなく、すぐに萎んでは実をつけます。オクラは葵科トロロアオイ属ですが、名前は英語のokraからだそうで、日本語ではなかったのですね。アフリカ原産で、世界各地で栽培され、日本では鹿児島と高知が代表的な産地だそうです。花は上品な黄色で鑑賞されますが、ネバネバの実がいかにも栄養満点で、刻んで納豆にかき混ぜるとネバネバ度が倍増しておいしく、夏バテ予防となること請け合いです。切り口が5角形というのも面白いですが、オカレンコンという別名もなるほどなと納得。
    
    
 今年もニガウリ(ゴーヤー)が二階のベランダまで登り詰め、緑のカーテンを演出しています。チャンプルやサラダで独特の苦みを味わっています。人間が体得する五つの味覚の中で、「苦み」が年齢的に最も遅くなって味わえるものだと思います。あの苦みが嫌だという御仁は、まだ大人になりきっていないということですよ。
    
 昨年と同じところ、畠の東端に蒔いた八重のヒマワリが咲きました。向日葵と書くだけに、どの花も南東の方を向いています。だからといって、夕方になるにつれて日が没する西の方に首を曲げるかというと、そんなことは、ありません。したがって、畠の西側に位置する我が家の方にはいつも背を向けて、顔は一日中南東のお隣さんの方を向きっぱなしです。
    向日葵の咲きそろふみな隣家向き