Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

アオサギ

 釣り好きの人や釣りのうまい人のことをよく「太公望」といいます。
中国の周の文王が渭水で釣りをしている呂尚という人に会い、いろいろ話しているうちに、政治や軍事のことについてなかなかの見識がある人物であることがわかりました。文王はこれこそ父・太公が望んでいた人物だと思い呂尚を召し抱え、後に呂尚は軍師となりました。以来、呂尚は太公が望んだ人「太公望」と呼ばれました。この故事から釣り好きを太公望というようになったのです。江戸時代の川柳に「釣れますかなどと文王側へより」という川柳があります。
 昨日、亀川港を歩いていたら、オッサンがアジ釣りをしていました。釣れた外道のコノシロやスズメダイが投げ捨てられるのを、アオサギやカモメ、カラスなどが狙っていました。
 釣れますかなどと青鷺側へ寄り                     
アオサギ
学名: Ardea cinerea
分類:サギ科
大きさ:全長93センチ
「日本産のサギ類中最大。四国以北では留鳥、九州以南では冬鳥として水田、湿地、河口などにすむ。長い冠羽がある。頸の前中央に数本の黒い縦斑、風切は黒い。集団で繁殖し、高い木の上に大きな巣を作る。」
我が家の南側の林に、夏になると毎年このアオサギが営巣するのはいいが、雛が巣離れするまで朝夜となくギャーギャー喚きうるさいこと。大形の鳥の鳴き声は概して悪声ですね。
            
写真は2枚とも亀川港で撮ったもの。