Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

立春


昨日節分、今日立春。ここ別府は3月下旬の陽気である。この暖かさは1週間ぐらい続きそうとか。あちこちで紅梅、白梅が美しい。
2週間前の水曜日に初めて胃カメラをのんだ。小さな潰瘍が見つかり、その組織の一部をとられ、検査結果を今日聞くまで落ち着かなかった。悪性腫瘍等は認められなかった。ホッとした。胃潰瘍の薬を6週間分もらって帰った。いままで自分の胃がどこにあるか意識したこともなく、痛みやもたれ、むかつきなど一度も経験したことがなかったが、このごろ食が細くなり、すき腹の時に何か違和感があったのがきっかけで胃カメラの初体験をしたのだったが、1年に1度は内視鏡検査を受けるべきだそうだ。
 散歩コースにクロガネモチの並木がある。古市の国道から工業団地に入る道の片側に16本ずつ、両側に合計32本植えられている。幹の直径が20センチにもなるけっこう大きな木には、晩秋にはアズキ大の実が真っ赤に熟れる。正月頃からいろんな小鳥がこの実を啄みにやってくるが、車の多い国道近くよりも海岸近くの木の実から食べはじめる。車や犬連れの人が通るとサッと飛び立ち、いなくなるとまた戻ってくる。一番の大食漢はヒヨドリである。毎日群でやってきては海岸近くから食べ、最近はだんだん国道近くの木にまで群が移動してきた。もう1週間もすれば、32本のクロガネモチの木は赤い色が全滅するだろう。恐るべき鳥の食欲である。彼らはきっと胃潰瘍などにはならないだろう。

左は12月16日撮影、右は同じ木の2月2日撮影のクロガネモチ