Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

インターネット俳句会

       

現代俳句協会」のインターネット俳句会に参加して3年になる。その方法は次の通りである。毎月20日までに一人5句投句してメール送信し、事務局が集まった句を集計して、ランダムに並べ替えたものが、投句者全員にメールで全句が送られてくる。その中から自句以外の5句を選句して月末までにメールで事務局へ送ると、次月のはじめに結果が発表され高得点句や自分のどの句に何点入ったかもメールで送られてくる。さらに、誰がどの句を選んだかもわかり、長くやっていると、投句者や選句者の句の好みの傾向なども分かってきて結構面白い。毎月1000句以上から5句選ぶのはしんどいという意見が多く、4月からはG1部,G2部に分けてそれぞれ500句強から5句の選句となった。
 興味があれば、現代俳句協会をクリックし、ホームページから「インターネット俳句会」へ進むと参加要領が分かる。何たって、無料であるのがよろしい。
 因みに11月の第92回インターネット俳句会で選句したのは次の五句である。( )内は得点数。
分針のことりと刻む冬の駅(4)
かくしゃくもぎくしゃくも行く紅葉坂(8)
外れくじもう一度見て冬支度(4)
緩やかな詩的怠惰や神の留守(1)
芋水車地球の自転速すぎる(5)
 今回自分は、
小用の近くて長し冬に入る  賞罰が無く古希近し文化の日 がそれぞれ1点と、振るわなかった。こういうときは決して落ち込むことなく「見る目がない人ばかりだなあ」と思うことにしている。(6月の、生きるとは口開けること燕の子 が最高点15点をゲットしたときは、おお、みんな見る目があるなあ、と思ったものだ。)
今月の投句締め切り日20日がもう目の前だ。焦る。