Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

カレイ

カレイ 

 1年以上出なかった腰痛が数日前からまた出てきた。そのうちに治るだろうと腰ベルトをしたりしていたが一向によくならず、午前中にK病院に行って来た。
問診票を書いて待つこと10分(早い!)、看護士にレントゲン室に案内された。仰臥1枚側位3枚撮影。40代前半の男先生に受診。ベッドに仰向けになり両足を立てられ、膝を小型ハンマーでコンコン。異常なし。俯せで腰の痛む部分を抑えられると痛い!レントゲン4枚を示し、
Dr「骨には特に異常は認められません。」
私「骨と骨の間のふくらみは何ですか。」
Dr「軟骨の部分に少し骨ができてるんですガ、カレイによるもので誰でもできて来るものです。これが痛みの原因ではありません。」
私「母が骨が小さかったんですが、私の骨も小さい方ですか。」
Dr「普通ですよ。」
私「腰痛の原因は何でしょうか。」
Dr「多分骨を取り巻いている筋肉の炎症でしょう。内服薬と貼り薬を出しておきますが、これで痛みは取れるでしょう。」
昼食後と夕飯後に早速服薬して貼り薬を貼ったら、豊声会の練習時にはもう全く痛みが取れていた。

 以前、目の中に蚊が飛んでるような不快感があり眼科受診。「飛蚊症といいます。いつの間にか消えたりまた出てきたりしますが、大きな蠅になったり全く消えなかったりすると失明ということもあります。カレイによって起こりやすいものです。様子を見て、いつまでも消えなかったらもう一度来てください。」と女先生にちょっと脅されたものだ。
 ニイニイゼミが鳴いているような耳鳴りが続いたことがある。耳鼻科の老男先生は言ったものだ。「私などはニイニイゼミどころかミンミンゼミが鳴くこともある。カレイによるもので気にするほどの事じゃない。」この先生、名医なのか迷医なのか。

カレイによるという診断を3回も聞いたが、何度もカレイ(加齢)だ、年のせいだと言われなくてもなあ…。

先月の俳句会で出した「目には蚊を耳に蝉飼う古希近し」が1点取った。
殆ど川柳といわれそうな句だったが、同じ経験者がいたわけで、妙に安心した。