Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 深耶馬渓ゴールデンウォーク

4月29日昭和の日、午後から所によって雨、雷を伴う、という芳しくない天気予報の下、安心院・本耶馬渓耶馬渓経由で深耶馬渓公共駐車場へ到着。自宅から約1時間40分。ドライブの途中の周囲の風景は、木々の緑がむせかえる。若葉楓の新緑のトンネルを抜けると、開会式場の公共駐車場に着く。
       
「森林浴と温泉浴で爽快度満点」のキャッチフレーズの深耶馬渓ゴールデンウォークも、今年で28回目である。

麗谷(うつくしだに)に設えた遊歩道は片道わずか1,6キロだが、険阻で急峻な山道であり、渓谷には苔むした巨岩が転がっている。

何という木か知らぬが、大岩を太い数本の根でがっちりと抱いた木が大岩を谷底におちるのを防いでいる。

上を見上げると、遊歩道の上を真横に倒れた杉の大木が見えたが、不思議なことに、2本の枝がまるで大地から生えたようにまっすぐ天に向かって伸びていた。

紅葉も美しいが、楓の若葉もまたみずみずしい生命力を見せて美しい。

麗谷を戻ってもみじ谷コースを歩くと片道2,1キロの県道28号線は車の通行量が多い。このコースも清流にごろごろと巨岩のオンパレードである。土のない巨岩の上に松や雑木が根を張っていて、その生命力のたくましさに驚嘆させられる。
清流に耳を澄ませば河鹿かな

開会式の会場に戻ってみると、神楽の演舞が行われていた。太鼓は小学生がたたき、笛は若い女性が吹いていた。

 雨に遭うこともなく、全行程7,4キロは、シニアの我々としてはちょうど程良い距離だった。Mさんと山かけそばを食べ、もみじの湯で汗を流した。食券と入浴券つきで、「森林浴と温泉浴で爽快度満点」のキャッチフレーズのとおりのウォーキングだった。