Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 桜満開

3月28日以来のブログ更新であるが、更新記事を書こうにも、管理や更新表示が出てこないものだから書けなかったのである。今日は3月28日の「Spring has come」の画面で最新タイトルをクリックしたら、「記事を書く」が出てきてやっとこうして書いているところである。
 さて、今日は雨だったが、前の公園の桜(ソメイヨシノ)は今が満開である。この公園の桜は公民館の前に1本と、北側に4本バラバラに植わっていてみんな見事に咲き誇っているけれど、公園の南側のメインストリートからはあまり目立たない。この5本が、東か南か北に並んで植えられていたらもっと絢爛豪華なソメイヨシノの姿が見られて、公園内の花見が出来るだろう。


通院途中に目にした上人小学校の校庭の桜や、境川沿いの河岸に並んでいる桜は、ソメイヨシノらしく絢爛豪華ではあるが、あまりにどこもここも満開の桜を見ると、なんだか心がざわざわとしておちつかぬものだ。この派手なソメイヨシノは江戸末期に作られ、明治期に広まった品種である。
世の中にたえて桜のなかりせば春の心ののどけからまし  在原業平
願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ  西行
桜を詠んだ上の2首の和歌はよく知られているが、いずれの桜もソメイヨシノがまだ作られていない頃の桜で、多分、ヤマザクラかなにかであろう。西行はこの歌を作った3年後、望み通り、旧暦2月16日の満開の桜の下で生涯を閉じている。