Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 その1 海の巻 JR九州「津久見イルカ島」ウォーク

10月28日(日)、豊声会ウォークで初の県南コースをHさんが企画してくれたので参加した。初めて日豊線亀川駅から津久見駅までの特急にちりん電車に乗車、65分で到着。津久見駅でHさんと合流、と言ってもこの日の参加者はどうも二人だけのよう。あれほどこの次は県南方面だ、と言っていた仲間も、雨天と決め込んでパスしたのだろうか。
駅正面に、大友宗麟さんが出迎えてくれた。
  
二人で南のイルカ島を向け、ひたすら硬いコンクリートの歩道を歩く。車の排気ガスを吸いながらの新日見トンネルは長かった。
  
左に見える津久見湾の水は透明度が高く、清らかである。もう一つの長い荒代トンネルを抜けると、さらに美しい海の碧。3時間近くを歩いてようやくイルカ島に近づいたようだ。
 秋の陽の海の底まで煌めけり
  
朝が早かったのと長時間のウォークで、おなかがすいた。昼食の日向丼はご飯にマグロが乗っていたが、やや期待はづれ。
  
津久見イルカ島のメインはやはりイルカ君たちのショウである。餌を与えるタイミングで調教や学習が行われるのであろうが、見事なものである。
  
 万物は食より育つ秋日和
  
ここのペンギンたちは、「うみたまご」のペンギンより間近に見られて、かわいい。
約9キロの道のりだったが、帰りはふるさと振興祭開催中の「つくみん公園」まで、無料シャトルバスが送ってくれてほっとした。ここで名物「ぎょろっけ」をお土産に買い、津久見駅へ。津久見駅は「かぐや姫」が歌って有名にした「なごり雪」のシンガーソングライター伊勢正三の生地である。駅にはその歌詞が刻まれた大理石が飾られ、ホームに電車が滑り込むたびに「なごり雪のオルゴールが流れる。
  
県内で電車に乗る機会が少ないが、この日はいい電車の旅になった。乗客獲得のために各地にウォーキングを企画しているJRも、なかなか営業熱心ではある。