Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 授業参観

 毎月、きょう19日は別府市立北部中学校の授業参観日である。保護者や広く校区の一般の人々に学校の教育活動を直接見て貰って、北部中学校をもり立ててほしいというのが趣旨の一般公開授業である。校長の説明によれば″19″日を選んだのは、学校にイクと、教育、育成のイクの語呂合わせだそうだ。
13時35分からの5限の1,2年生の授業を見せて貰った。
   
1年生の音楽の授業は、ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「四季」の第1楽章「」の鑑賞である。先生がA,B,C,D,Eの主題を弾いて示したあと、いい音の鳴る動画を鑑賞させた。
参観者も良い気持ちで視聴することができた。生徒たちもいつかどこかで聞いたなじみの曲なので吸い込まれるように鑑賞していた。
   
1年生の美術の授業は、仮面作りでこの時間は仕上げに近く、ニスを塗ったり乾かしたりそれぞれのペースで活動していた。「オペラ座の怪人」のつけた仮面より色彩豊かな仮面が並んでいた。‘老爺心’ながら、授業では前掛けをした方が、制服を汚す心配がないのではないだろうか、と思った。
2年生の国語は、助動詞「ない」の用法の違いについての学習であった。
2年生の英語は、指導助手による発音指導の場面から参観した。なかなか活発な教室のようだが、居眠りをしていた生徒もいた。また、一人の生徒に牽きづられている感もあった。

50分の授業をつまみ食い的に4教室参観して、指導者には失礼だったかもしれない。つい自分の中学時代と比べてしまうが、一番新しく感じたのは音楽である。音楽鑑賞は多分78回転のレコードで何曲か聞いたことがあったぐらいで、それに比べて、いい音と映像で音楽鑑賞が楽しめる今の生徒さんはうらやましい限りだ。英語は、高校入試では参考科目程度であったので、発音などは教える方も学ぶ方もかなりアバウトであった気がする。それに比べると、ネイティブイングリッシュに近い指導助手の発音指導があるなど、生徒さん方、恵まれていますね。
何年か前の小学生二人の孫の授業参観以来久しぶりの授業参観だったが、授業風景だけでなく、廊下では会釈や挨拶がきちんと返されて気持ちのよい経験をさせて貰った。次は、集団的な指導の実際の場面も見せて貰いたいと思った。