Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

JR九州ウォーキング 豊肥線竹中駅〜吉野梅園コース

   
昨年に続き、梅祭り初日の吉野梅園大分市杉原)までの往復8キロコースのウォークに参加した。参加費用なし、駅から目的地往復というコースは、要所にナビゲーターが立っているだけで、気ままにプラプラ歩けるというのがいい。通常は無人駅の竹中駅には、この日だけ駅員と係のスタッフが3人いて、コース略図と注意事項、帰りの電車の時刻表を書いたA5大のチラシ、それにスタンプカードを貰うだけで、挨拶もなければ準備体操もないというのがさらによろしい。仰々しいセレモニーや御節介をあまり好まない豊声会メンバーは、JR九州ウォーキングのこのスタイルが気に入っているのだ。ただ、今日は終始曇り空の下、寒の戻りのようで顔が冷たかった。今年は9名と、昨年より参加者が倍増した。梅園は7分咲きからほぼ満開に近かったが、昨年の青空とうってかわったどんよりした曇天だったので、梅見日和にはもの足りず、写真もきれいに撮れなかった。昼飯には早すぎたが、10時半頃から本場「吉野のとりめし」に舌鼓。
   
梅園内の神社では今年も神楽が舞われ、鬼に抱えられた小さな子供が泣きわめいていた。
   
 やや寒いウォーキングだったが、メジロエナガなどの小鳥が梅の蜜を吸っているのを見ることができ、道中、昨年と同じ場所の竹藪では鶯の声を聞くこともできた。道端のノビルやホトケノザ、小川の縁に群生しているクレソンの緑に早春の息吹きを充分に感じ取ることができた一日であった。

    梅林を抜けて聞こゆる笛太鼓  古希漢