Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 ただ今闘病中

        

 ひと月ほど前から、また肩から首筋にかけての疼痛が始まりました。1年に何回か起こるものですが、ひどいときは痛みで夜、目が覚め、睡眠が断続的になってしまい、日中の気分がきわめてすぐれません。今まで二つの総合病院の整形外科にかかりましたが、問診のあと数枚のレントゲンを撮って「椎間に多少の変形があるが、加齢によるもので特に問題はありません。50肩ですね。この小冊子を見て、毎日症状に応じた体操をしてください。」といって渡されたのは、屈強な弁慶が体操しているイラストのある『肩痛教室』です。以前同じ病院で同じような『腰痛教室』をもらったっけ。“肩関節周囲炎”と呼ばれる状態を50肩と言い、やがて自然に治っていく、と『肩痛教室』に書いていますが、69歳でも、自然に治らなくても50肩なのでしょうか、よくわかりません。結局痛み止めと胃薬の内服薬と貼り薬を処方してくれました。以前はこれで治まったのですが、今回は痛み止め(ロキソニン)が効いている時間が短く、胃薬を併飲しても胃がむかむかして不快極まります。対症療法しかないのでしょうが、痛みの度合いと長さが過去の場合とちがうので、思い切って、今まで怖くて避けていた鍼灸院の門を敲きました。
今日は3回目の治療を受けました。2回までの経過が余り芳しくないことを正直に話したら、先生は「ちょっと深いところに金鍼を打ちましょう」とサラッと言って、肩でなく頸の後ろに1本目の鍼を打ち込みました。瞬間、『必殺仕事人』の「秀」に延髄のあたりに簪を打ちこまれる悪役人だ俺は、と思いました。「ズーン」となにやら重い嫌な感触でした。抜歯の前の麻酔注射を打たれた時の感じでしょうか。  「感じましたか」「ええ、シッカリと。いい感じじゃないですね」
 努めて平静を装いましたが、続けて頸に3本も打たれると、しまった、連れに「ひょっとしたら…」と言って出るべきだったと頭をよぎりました。あと、腎臓の裏あたりと、両足首に金鍼を打たれて終わり。無事生還して、このブログが書ける状態にあるということは、冷や汗をかいた後ろ頸の簪、じゃなかった金鍼が有効だったということでしょうか。
 最近のブログの更新さぼりは数日間不在だったせいもありますが、肩頸痛が激しくてPCに向かう気力が萎えてしまってもいたわけです。
 早くよくなって、快気祝いの生ビールが飲みたい!! (治らぬうちから、チッター飲んでますが)