Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

真打ち競演

     
 昨夜、日出町中央公民館で行われた「真打ち競演」を観に行った。NHKのラジオ放送収録公開番組である。コント・漫談・落語二題・漫才・物まねなどで、二時間半ほどのナマの寄席を楽しんだ。豊後大野市出身の落語家はもう30年のベテランとのことだが、名前を失念。小さい字で書いてあった演目の印刷された入場整理券の葉書は入場時に受付でとられているし、なにせ、プログラムはなく、撮影・録音は禁止なので、出演者や演目の解説など一切手元になく、わからない。ひたすらナマの寄席を楽しめ、といったあんばいだ。というわけで、いま頭に残っている出演者の名前は、6組の出演者の中でコント石井君と武田君、柳家さん喬江戸家小猫ぐらいだ。動物の声帯模写江戸家小猫の芸はおなじみであるが、テレビ画面で観るのとナマで観るのとでは迫力が違う。柳家さん喬の「そば清」は初めて聞いたが、蕎麦のすすりかたなどはまさに円熟の芸であった。落語は扇子とタオルの使い方で決まるといわれるが、さん喬はいい芸を魅せてくれた。
 笑いは健康によいといわれるが、2時間を超えて笑い続けるのも体力がいるようで、いささか疲れてしまった。この収録番組は。1本めが7月6日、2本めが7月13日のそれぞれ夜9時5分から55分まで、NHKラジオ第一で放送予定だということなので、もう一度聞いてみよう。 
 昨年のAPUの学園祭で観た寄席以来のナマの寄席演芸だったが、大分では寄席に行く機会が多いとはいえず少し淋しい。
さん喬の扇子は箸に七変化