Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

イソヒヨドリ

        
 近くの関の江海岸では、海辺にすむ野鳥をよく見かけます。昨日はイソヒヨドリを見かけました。それほど警戒心の強い鳥ではなく、テトラポットの上にとまっているのに近づくとさっと数メートル先に逃げ、又近づくとさらに同じ間隔でに先の方へ逃げるという具合です。ちょうど斑猫(はんみょう、別名ミチオシエ)のようです。昨日は珍しく、オスが2羽とメスが2羽、さらに雛が1羽いました。オスはしきりにバトルを演じていましたが、縄張り争いなのでしょうか。雛は羽根を振るわせ、母親に餌をねだっていました。オスは写真(図鑑より転載)のように、藍色の背中とれんが色の腹の色が鮮やかできれいですが、メスは全体が灰褐色で地味な色をしています。一般に、鳥類の雌雄の姿はヒトの男女とは逆のようです。
 今頃は、野鳥の巣立ち直後の親子をよく見かけます。ツバメ、スズメ、カラスなど、共通するのは雛と親鳥の大きさがほとんど変わらないことです。先日、別府市中央公民館の表の楠の大木付近で、カラスが騒いでいましたが、下を自転車で通りかかった女性の後ろにカラスが急降下して帽子をつついているのを見かけました。女性はそれとは気付かず、帽子を手で払って何事もなく走り去ったのでよかったのですが、このカラスは楠に営巣し、雛を育てていたのでしょう。
 
 生きるとは口開けること燕の子