Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

麦秋の宇佐平野

       
 今日で5月も終わり。つい正月がこの前だったと思っていたのに、今年もはや半ばになろうとしています。
 先日の朝日新聞大分版に、この時期にふさわしい写真が載っていました。八面山(箭山)を背景に、雄大宇佐平野を黄金色一色に染めた麦畑のすばらしい写真は、全日写連の平池政夫さんの撮影です。この記事によると、宇佐平野の麦の作付け面積は2千ヘクタールで、大分県全体の約半分を占めるそうです。今は焼酎の原料となる二条大麦の「ニシノホシ」と味噌用の裸麦の収穫中です。「ニシノホシ」は地元の大手焼酎メーカー・三和酒類が全量を買い上げ、「西の星」の銘柄として売り出しています。       
       
 先日焼き肉屋でロックで飲んだ焼酎がこの「西の星」でしたが、独特の麦の香りがさわやかで「いいちこ」よりこっちがいいちこ、と合点しました。お勘定の時に「西の星」がおいしかったと褒めたのと、その日は誕生日だったのですが、連れとそんな話をしていたのを聞いたのでしょうか、「西の星」の200ミリリットル瓶を美人の女将から「お祝いです」とプレゼントされました。お世辞でなく、「西の星」はおいしい麦焼酎ですよ。宇佐平野の恵みの一滴を戴いていい気分になりました。