Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

崖っぷちのトリニータ

     
 朝日新聞のホームゲームの指定席ペアチケットが当たったので、現在17位のトリニータと15位のFC東京のサッカーを観に行きました。九州石油ドームは昨年秋の大分国体以来です。ドームでは、国体の式典音楽隊出演の他は国体陸上競技の観戦をしただけで、サッカーの観戦は今日が初めてでした。天気予報どおり震えるような寒さの中での観戦でしたが、試合は熱く燃え両チームともファールの多い、やや荒れた展開でした。大分は高松やホベルトを怪我で欠いている上に、なんと前半にエジミウソンが2枚のイエローカードで退場(退場宣告直後、エジミウソンが審判に殴りかからんばかりのアブナイシーンがありましたが、トリニータの選手が3人がかりでなだめてピッチの外に連れ出しました)、10人での戦いという有様。開始後10分は大分の勢いが目立ったものの、その後は終始押され気味の試合展開で両チーム無得点で前半終了。後半はFW森島を下げ、大分出身の19歳のMF清武を投入したが、その後も大分の攻めの場面は少なく、相手の雨霰のシュートの数、守護神西川が再三ピンチを凌ぐ場面が続きます。このままなんとか引き分けて勝ち点1のまま終わりかと思っていたロスタイムも終了間際、ナ、ナント、ペナルティーエリアでファールを取られてしまいました。そしてPKゴールを決められ、万事休す。キーパー西川がかわいそうでした。
 トリニータは初めから動きがよくなかったね、とは隣席のワイフ。確かにFC東京の両サイドはよく走り、長いパスが繋がり、得点こそなかったものの前・後半ともに連携がうまかったのに比べ、トリニータエジミウソン退場のあとは特に攻めの荒さが目立った試合でした。18位の柏レイソルが今日の試合で引き分けているので、これでトリニータはJ1の暫定最下位となってしまいました。
 席がアウェイ側に近かったので、始めから終わりまでFC東京の応援太鼓の音がうるさくてたまりませんでした。