Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

内川聖一選手大活躍                           

  
 昨日は4時間、テレビの前に釘付けでした。決勝戦は5回目の宿敵韓国戦で、両チームとも好投手を打ちあぐねながらも随所で好プレーを見せてくれ、勝っても負けても1点差を予想させる好ゲームでした。全試合を通じ、大分工業高校ー横浜ベイスターズ内川聖一選手に注目していましたが、やってくれましたね。第2ラウンド韓国相手の1位決定戦では、先制された直後の同点ホームランでムードを日本側に呼び込みました。決勝戦では6番レフトの守備でも好守備を見せました。5回、長打性の打球をスライディングキャッチ、即2塁への走者を刺した強肩は魅せましたね。この好守備も韓国への流れを断ち切り、日本側へツキを呼び込むものでした。怪我でやむなく帰国してテレビ観戦していた村田修一をして、「うーん、よう捕ったなあ」とうならしめました。昨年のリーグ最高打率三割七分八厘の実績を魅せたのは延長10回表、先頭バッターの責任をよく果たして決勝戦3安打目のヒット、バントに送られて2塁へ、続く岩村のヒットで走者3,2塁となりました。お膳立てがそろったところで期待のイチローがバッターボックスに入ります。スタンドの観衆、両軍のベンチ、テレビ桟敷の両国民が見守っている張りつめた緊張の場面。最も緊張しているはずのイチローは、何度も臭い球をカットし、ついにセンター前に打ち返しました。内川選手は両手を高くあげて決勝点のホームを踏みました。岩村もホームインして決定的な2点差をつけることができました。その裏、ダルビッシュがきっちり締めてゲームセット。WBC連覇の瞬間です。
 今回のサムライジャパンは、チームワークで勝ち上がってきたといわれます。試合後、優勝トロフィーに、怪我で決勝戦に出られなかった村田修一の背番号25番のユニフォームをかぶせて躍り上がる内川選手、ベイスターズの先輩村田の分も頑張ったというアピールですが、こんなところもみんなで勝ち取ったというチームワークの良さを示していると思いました。連覇のWBC、日本を元気づけてくれるサムライジャパンの活躍でした。
 同じ新聞一面トップに並んでいるのは、同じいちろーさんでも「一郎」さんの政治資金規正法がらみの生臭い記事でした。
          
 上野丘高校は善戦むなしく、古豪簑島高校に3−7で1回戦敗退しましたが、最終回の2点は見事なねばりでした。今、明豊高校が下妻二高と対戦していますが、7回を終わったところで5−1とリードを守っています。WBC予備軍が新装なった甲子園で溌剌プレーを展開しているところです。