Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 JRウォーキング吉野梅祭コース

絶好のウォーキング日和のもと、男声合唱団豊声会「歩かん会」5人衆は大分駅8時31分発の電車で豊肥線竹中駅へ向かった。「豊肥線に乗るんちゃひさしぶりじゃなー」と異口同音の5人衆。最近、高架化が完成した豊肥線のホームにはエレベーターで上る。高架ホームから見える西側の大分市内の眺望は、昔とは一変していた。今日の歩きは「駅長おすすめのJR九州ウォーキング」であることを駅に着いてから知った次第。ともあれ、吉野の梅祭初日の行事である。トンネルを抜けると竹中駅に到着。
♪トンネルをぬけると竹中駅♪という、みなみこうせつの唄があると教えてくれたのは、こうせつの大のフアンであるというKさん。
   
吉野梅園までは平坦な道を4キロ、急がずマイペースで歩いても大柄な六尺さんは額に汗。昼飯は勿論、本場の「吉野のトリメシ」で舌鼓。八分咲きの梅園の梅は古木が多く、樹齢数百年の臥竜梅はうろができて幹が捩れている。往復8キロのほどよいコースだった。

老いてなほ伏して花咲く臥竜
梅祭とあって梅園内の神社では神楽もあった。

よき出会いありとふ神籤梅日和
梅林の中を神楽の笛太鼓
道々の花芽や草萌えが早春の息吹を伝えてくれる。
煩悩の数より多し仏の座       
豊声会の定例練習日には団員同士の雑談の時間がない。こんなウォーキングで一緒になるといろいろ話が弾み、お互いに知らなかった一面も知ることができ、コミュニケーションが深まるものだ。勝手に命名した「歩かん会」は「さあ、歩こうぜ!」という意欲とも、「歩きましょうよ」というお誘いととってもいい。月一回ぐらいのスケジュールも立てられるほど各地でウォーキングの機会がありそうだ。さあ、みなさん、「歩かん会」。