Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 春の小川は

近くの蓮田に注ぐ小流れの推進10センチ足らずの水に、もうメダカが泳いでいた。ドジョウも砂煙を残して潜った。冷川という関の江海岸に注ぐ小さな川は、別府市内で唯一の温排水が流入しない人為汚濁指標の小さな良好な水質(AA型)の河川である。この冷川のAPU大学の寮クレオハイツ前あたりに、自生のクレソンが群生している。アブラナ科オランダガラシ属だそうだが、西洋料理の辛みに添えたり(よくステーキについている)サラダにするあれである。
散歩道の山田の溝にはセリが出ていた。これはクレソンに似ているが、古事記万葉集にも出てくるおなじみの春の七草の一つである。こちらは、セリ科セリ属で日本料理に。

我が家のすぐ下の温水池(ぬくみいけ=名はぬくみいけだが、温泉水は一滴もなく、純粋な清水である)は夏の間は水面全体をホテイアオイの群落に覆われるが、今は枯れている。池の一角をホテイアオイを閉め出すべく柵をしている。その水面が現れている部分には鯉や鴨が仲良く泳いでいるが、人影を見て岸辺に寄ってくる。なかなか可愛らしい。
       
鯉の餌の相伴あづかる残り鴨