Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

 三女神社の例祭

 12月18日、19日、亀川古市の三女神社で例祭が行われた。18日の月曜日の散歩中に、笛・太鼓の音でその日がお祭りであることがわかったが、カメラを持っていなかったので取りに帰り再び神社に戻った。

この三女神社は、寛文6(1666)年に日田代官山田清左衛門が勧請したといい、祭神は田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の三人の女性の神様である。安芸の宮島に行ったときに驚いたが、厳島神社の祭神も同じこの三人の女神である。
先ずは公民館で甘い善哉のお接待にあずかった。
本殿の神楽を見たが月曜日とあってか、見物客は4,5人で、舞手や囃子方の人数より少ない有様である。学校が放課後になる午後3時以降は、下校した子どもたちも最後の餅まき目当てに集まるだろうか。
  
今日の神楽は、大分県日出町豊岡辻間の八津嶋神社に所属する神楽社中によって継承されている津島神楽(つじまかぐら)である。記録によれば、慶長6(1601)年、すでに奉納されている由緒深いものだそうだ。昭和55年には大分県神楽大会で1位となった実績を持ち、大分県無形民俗文化財に指定されている。それにしても、一昨年もそうであったが、せっかくの民俗芸能も観客の少ないのが淋しい。