Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

  CHALENGEとCHANGE

4日は大きな二つのニュースがあった。

一つは国内で、音楽プロデューサー小室哲哉が5億円詐欺の容疑で逮捕されたこと。もう一つは、アメリカ合衆国大統領選挙民主党バラク・オバマ氏が大勝したことである。


小室さんは大分県とは縁が深い。大分FCと小室さんが役員を務めるトライバルキックスは1億5千万円でスポンサー契約を結んでいる。さらに、大分国体のイメージソング「CHALENGE」の作詩・作曲者として県と委託契約を結んでいる。プライベートながら、奥さんのKCOさんの実家は臼杵の料亭である。
小室さんの音楽は、こちらにその良さを受け取るだけの感性が摩耗していてよく分からないが、調べ・裁きを受けて刑に服した後は、若者の心を掴み一世を風靡した音楽家としての才能を生かし、再CHALENGEしてほしいものだ。


「初の黒人・47歳・圧勝」などの見出しが踊る。
オバマはCHANGEをスローガンに選挙戦を進め、閉塞状況のアメリカの変革を望む大衆の心を掴んで勝利した。
民主党内の指名争いの時から彼の演説のうまさに注目していたが、勝利宣言演説もなかなかのものである。
「もし、建国者の夢が現代にもまだ生きているのか疑問に思ったり、米国の民主主義の力を疑ったりする人がいたら、こう言いたい。今夜が答えだと。…中略…長い時間がかかった。今夜この決定的な瞬間、米国に変化が到来したのだ。…」
建国から232年、リンカーン奴隷解放宣言からまだ146年、更に公民権法制定からわずか44年しか経っていないこの国には、今、二つの意味のCHANGEが求められていると思う。一つはアフリカ系アメリカ人やヒスパニックなどのマイノリティに対する法的・社会的・心理的差別の真の意味の解消という変革。もう一つは、経済的混乱による国民生活の不安の解消という変革であると私は思う。新大統領にとって、最初の4年間の変革の始まりである。

CHALENGEもCHANGEも、今を踏み台にして未来を作るという意味で、共通である。


今日も私のつぶやきを読んで戴いてありがとうございます。