Himagine雑記

思いついたときに気ままに書く雑記帳

巨石





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全国に、また世界各地にある巨石信仰。人知、人力を越えた巨大なものに対する畏怖と信仰の念を持つのはは人類共通なのだろう。その巨石が別府市内にもいくつかある。その一つ、野田の姫山メンヒルに行ってみた。溝辺学園ひめやま幼稚園の裏からの山登りである。ほとんど獣道と言ってもよい狭くて険阻な急坂を上ること約15分で到着。見上げる雑木に覆われた巨石はメンヒル(立石)である。案内板に高さ7.6㍍、周囲15㍍とある。うっそうとした中にこけむして屹立するメンヒルは、いかにも神秘的で信仰の対象となりそうである。ただ、説明の「紀元前500年の創造物」とあるが、学問的な根拠があるのかどうかは疑わしい。遺跡の案内板に設置者の名前がないのも疑問である。(写真3,4枚目)



別府大学近くの三叉路の体育館前に「わくど石」という巨石があるが、こちらは巨石といってもやや小ぶりだ。巨石の前に小さな石の台があり、花筒があった。以前、注連縄が張られていたが、今日はなかったが近所の住民の祈りの場なのだろう。(写真1枚目)


桜ヶ丘8組の1の住宅街の一角にとてつもなく大きい石がある。両隣の民家の庭にまたがって、どっかと座っている。通称「大石」というが、信仰の対象となっているかどうかは分からない。(写真2枚目)